仮面YouTuber・ラファエル、「黒歴史」と「地獄」の日々。成功の極意を語る
5月11日(月)に放送された 『しくじり先生 俺みたいになるな!!』には、白い仮面にグレーのパーカーがトレードマークの人気YouTuber、ラファエルが登場。
副業としてはじめた“YouTuber”が本業になるまでの歴史を振り返った。
チャンネル登録者数約160万人(2020年5月時点)、総再生数15億回超えともいわれるトップYouTuber・ラファエル。
かつては陸上自衛隊に所属していたが、入隊4年目のときに自らの生涯賃金を計算して虚しさを感じ、一部上場企業の営業マンに転職したという。そして、当時テレビでオンエアされていた「好きなことで、生きていく」というYouTubeのCMコピーに触発され、YouTuberになることを決意した。
そこで当時のYouTuberたちがアップしていた動画をチェックしたところ、「コレの何が面白いの? オレの方がもっと面白いことできる」と感じたという。
ラファエルはさらに、「いまだに思うんですけど…YouTuberって面白い人、ひとりもいない。確かにお金は稼いでいるけど、うまくビジネスに乗っているだけ」と本音をぶちまけ、序盤から教室を騒然とさせる。
◆サラリーマンとYouTuberの両立で“地獄”のような日々
このような考えもあって「自分なら絶対に成功する」と確信したラファエルは、2014年にYouTubeへの動画投稿を開始する。
勤務先が副業禁止だったため“顔バレ”防止用に白い仮面をつけ、ヘアセットなどの時間を節約するためにパーカーを着用したのが、トレードマーク誕生のきっかけだ。
ただ、記念すべき初投稿の動画は、当時流行していた“スライムカレー”をひたすら食べてみるというもの…。自ら「これはホントに黒歴史」と言うほどの微妙な出来栄えにより再生回数は数百回にとどまり、当初YouTuberとしての月収はゼロだった。
また当時は、サラリーマンとYouTuberの両立で徹夜続き。“地獄”のような日々を1年間続けたものの、再生回数はまったく伸びなかったという。
◆「好きなことではなく、自分ができることをやれ」
そんなラファエルに転機が訪れたのは、1年後。このとき、動画のスタイルをそれまでの商品紹介ではなく、海外で流行していた“実験系”に切り替えることを決意した。
ラファエルいわく、「日本のYouTubeは海外で1~2年前に流行った動画をやるのがちょうどいい」とのことで、彼はこの方向性で撮った「女性に100万円を渡してホテルに誘う…」という内容の動画で人生初の“バズり”を経験。
動画は数百万再生を記録し、「登録者数の伸び率1位獲得」や「人気YouTuberランキング10カ月連続トップ10入り」も成し遂げることになった。
こうしてトップYouTuberの仲間入りを果たしたラファエルは、これまでの道のりから学んだ教訓を語る。
それは、「好きなことではなく、自分ができることをやれ」というもの。「趣味の延長でやっていたら伸びない。自分ができることをやるのがいちばんいい。それこそがYouTuberとして成功するキーワード」と語りかけた。
さて、ここまでが前半の授業。
次回、5月18日(月)放送の<後編>では、突然YouTubeのアカウントが停止されてしまった、という大しくじりの真相をあますところなく激白する。
※番組情報:『しくじり先生 俺みたいになるな!!』
毎週月曜日 深夜 0:15~深夜0:45、テレビ朝日
※放送終了後から「ABEMA」も配信