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「タオル1つでプレーが…」25歳の職人が織る“魔法のタオル”がアスリートに絶賛される理由

テニスの現役を退いてから、“応援”することを生きがいにしている松岡修造。

現在は、東京オリンピック・パラリンピックに向けて頑張る人たちを、「松岡修造の2020みんなできる宣言」と題して全国各地を駆け巡って応援している。

今回、修造は愛媛県今治市のある工場を訪れた。さまざまな機器があり、いろいろな音が聞こえてくる。

そこで待っていたのは、石丸亜祐美(25歳)さん。「ここは何の工場なんですか?」と聞く修造に、「タオルを作っている工場です。ここで織っています」と答えてくれた。

©テレビ朝日

石丸さんは今治でも数少ない女性のタオル職人であり、製造過程でとりわけ重要な「生地を織る部門」を任されている。

作っているのは、日本が世界に誇るブランド「今治タオル」。とくにアスリートから高い評価を集めているという。見せてくれたのは、2018年に行われたテニスのデビスカップで、日本の選手が愛用していた今治タオル。

©テレビ朝日

ほかにもサッカーなど、さまざまなスポーツで石丸さんたちが作った今治タオルが使われており、TOKYO2020公式ライセンス商品も手掛けた。

修造:「日本でオリンピックが開催されると聞いたとき、最初に何を感じましたか?」
石丸さん:「アスリートを支えたいというか…タオル1つでプレーが変わるのなら、支えていきたいなって思いました

◆アスリートに支持される理由は…

しかし、石丸さんが作る今治タオルはなぜアスリートに人気なのだろうか。その理由を修造が聞いてみると、「今治タオルには“5秒ルール”というのがあります」という答えが返ってきた。

石丸さんの言う“5秒ルール”とは、一体どういうものなのか。実験で教えてもらうことになった。

用意したのは、水の入ったビーカーとタオルの切れ端。一方が普通のタオルで、もう一方が今治タオル。その両方を同じ1cm角のサイズに切ったものだ。

これをビーカーに入れてみると…今治タオルの切れ端は水に浸すやいなや、水分を吸って底へと沈んでいった。一方、普通のタオルはなかなか水を吸わず、沈むまでに平均8~9秒間もかかった。

©テレビ朝日

水に浸して沈むまでが「5秒以内」というのが今治タオルのルールだが、石丸さんたちが作るタオルが底に沈むまでの時間はおよそ1秒。この吸水性の高さこそが、アスリートに支持される理由なのだ。

自慢の吸水性について、石丸さんが働く会社の池内計司社長はこう話す。

「特に細い糸を2本合わせて、汗をはやく吸い取るようにしています。細い糸にすればするほど、織りにくいし、効率は悪くなります。でも、より気持ちのいいタオルを作ろうとすると、こちらの効率を優先するわけにはいきません。愛情を持って織ってくれる職人さんがいてこそなんです」

©テレビ朝日

細い糸は扱い辛く、繊細な作業が要求される。しかし、石丸さんは鍛錬を積み重ね、今では手の感触だけで糸の細かい違いを感じ取れるようにまでなったという。

修造:「このタオルを使うアスリートがいたら、どんな気持ちになってもらいたいですか?」
石丸:「やるぞ!って思ってもらいたいです」

石丸亜祐美さんのできる宣言は「今治タオルで世界中の選手たちの力になりたい!」。修造は「亜祐美さんのタオル情熱で、できる!」とエールを送った。

©テレビ朝日

※番組情報:『TOKYO応援宣言
毎週日曜あさ『サンデーLIVE!!』(午前5:50~)内で放送、「松岡修造の2020みんなできる宣言」も好評放送中、テレビ朝日系

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