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『GET SPORTS』放送1000回!南原清隆、印象に残る取材は「競泳のイアン・ソープ選手」

1998年4月にスタートし、幅広いスポーツファンから高い評価を得てきた『GET SPORTS』。放送開始から22年が経過した2020年4月、記念すべき放送1000回を迎えることになった。

番組では、放送1000回に合わせて3週にわたりスペシャル企画を放送

野球・古田敦也、バドミントン・潮田玲子、陸上・朝原宣治、卓球・平野早矢香、そしてサッカー・中西哲生と各競技を代表するゲストをスタジオに招き、『GET SPORTS』が放送を開始した1998年当時よりも「強くなった日本のスポーツ」をテーマに、番組MCを担当している南原清隆と『GET SPORTS』ならではの掘り下げたトークを展開する。

©テレビ朝日

20年前のシドニー五輪でメダルゼロだったバドミントン、陸上の4×100mリレー、卓球だが、近年ではリオ五輪でのバドミントン女子ダブルス金メダルに代表されるように、日本はメダルの常連国となりつつある。

野球、サッカーを含め、日本のスポーツはなぜ世界で強くなったのか?

ひとつには「スター選手」の存在が挙げられる。例えば、野球なら野茂英雄とイチロー、サッカーならカズこと三浦知良、中田英寿など。朝原は「高校3年時に100mで10秒01の記録を出した桐生祥秀の存在が大きい」と指摘する。

また、卓球の平野は愛ちゃんこと福原愛との現役時代のエピソードを紹介しつつ、卓球界に与えた多大な影響について明かしてくれる。

そして、「技術革新」、「育成システムの改革」などについてもエピソードが次々と登場。自らがプレーしてきた競技だけでなく、南原を含め全てのスポーツを愛する人たちの熱い思いが溢れた『GET SPORTS』1000回記念スペシャル。

スポーツに詳しい人はもちろん、スポーツはそれほど詳しくない人でも驚きの技術やエピソードの数々をきっと楽しめるはずだ。

◆南原清隆 コメント

「1000回というより22年という月日の長さを痛感しています。1回目は巨人に入団したばかりの高橋由伸さんを、ヤクルトのスコアラーさんの視点から分析するという『GET』らしい企画で特集しました。

その高橋さんが巨人の監督になられた時にインタビューもさせてもらいましたから。当時はこんなに長く続くとは全く思っていなかったです。これほどスポーツ通好みの番組を世の中の人が受け入れてくれるのか、というのが正直な気持ちでした。知らず知らずのうちに 22 年。まだ僕は若手の気分ですから(笑)。

番組での取材で印象に残っているのは競泳のイアン・ソープ選手です。現役の頃のインタビューで、当時ライバルのピーター・ファン・デン・ホーヘンバンドに100m自由形で負けた時でした。

いくらこちらが『負けましたね』と言っても『僕は負けていない。100mという苦手な種目のアプローチの仕方は間違っていなかった。だから僕の中では負けていない』と答えたんです。そうしたら400mリレーで勝ったんですよ。

我々はどうしても見た目の勝ち負けに拘りますが、アスリートは違う価値観で戦っているんだ、とその時にわかって、取材をする時により気をつけるようになりました

今回は1000回記念。まずは1000回見てくださった皆様に感謝を申し上げたいですね。そして各分野で実績を残された方がゲストで出てくださいましたが、共通点はスポーツを楽しみたい、スポーツを発展させたい、スポーツを通じて何かを伝えたい、世界を良くしたい、ということ。

1000回は一つの通過点ですが、その思いは競技を問わず同じなんだという認識ができたので、ぜひ指導者の方、経営者の方など、もちろん選手の方も何かを掴み取ってもらえればと思います。

これからも番組での情報や思い、技術などを皆さんと共有して財産にしていきたいです。取材させていただいているアスリートの方々にはご迷惑をかけていると思いますが(笑)、スタッフが何より熱心で、中には自費を投じて取材に行く人がいたりもする。その熱い思いの中で僕もやらせてもらっています。それが大きな財産なので、これをまたコツコツと積み上げていきたいです」

番組情報:『Get Sports
1000回放送記念SP
2020年4月12日(日)深夜1:30~3:00
2020年4月19日(日)深夜1:40〜3:10
2020年4月26日(日)深夜1:30~3:00
【ネット】テレビ朝日ほか

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