機材トラブル…なのに大歓声!VRアイドル・えのぐに“非アイドル好き”ファンが急増
4月1日(水)に放送された、今田耕司と指原莉乃がMCを務める番組『ひかくてきファンです!』。同番組で、昨今注目を集める“人気VRアイドルグループ”の魅力が深掘りされた。
4人組のVRアイドルグループ、えのぐ。
“VR”と付く通り、彼女たちはVRゴーグルを装着したファンと仮想空間で触れ合ったり、インターネット上で生配信をしたりという活動をしている。
「触れ合う」というのは言葉通りの意味で、VRゴーグルやリモコンを使い、振動で感触を伝える“握手会”や遠距離でも参加できる“個別トーク会”も開催されているのだ。
そんなVRアイドルグループ・えのぐにいま、これまでアイドル自体にあまり興味をもってこなかった人たちがどんどんハマっており、ライブを開催すれば熱狂的な盛り上がりをみせ、2019年には8万人を動員した日本最大級のアイドルフェスにも出演したという。
彼女たちはなぜ、仮想現実上の存在でありながらそこまで人気を集めるのか? 番組では、ファンの声などをもとに“知られざる魅力”が深掘りされた。
◆今田耕司もEXITも…すぐにメロメロに!
えのぐがこれまでの二次元アイドルと違うのは、前述の通り、ファンとコミュニケーションがとれるという点。
握手会や個別トーク会に加え、ライブのMCではファンの声援にすぐ反応するなど、普通のアイドルと同様の“リアルな掛け合い”を実現している。ライブ終了後は、アイドルの定番である“お見送り”もしてくれるのだ。
好きな二次元キャラと深く繋がれる…そんな夢の世界が現実になっているのである。
今回、えのぐはスタジオに“生登場”し、モニターを通して今田や指原、番組レギュラーのEXITらと触れ合った。
少しもたつく自己紹介や、アニメ感と人間み両方を兼ね備えたかわいい動き、そして、EXITのポーズをリクエストするとすぐにやってくれる“神対応”などにスタジオメンバーは大興奮。
今田は「かわいいー!」と絶賛し、EXIT・兼近は少し話しただけで「もうオレ好きだもん!」とあっという間に虜になるなど、たった数分でファンを魅了するコミュニケーションの実力を見せつけた。
◆「機材トラブル」なのに大盛り上がり!
しかし、いくらコミュニケーションで魅了することができるといえども、彼女たちに実際に“触れること”はできない。そのような視点から、「やっぱり普通のアイドルの方が良いのでは?」と思ってしまいそうなところだが…。
ファンに話を聞くと、彼女たちを応援するなかでは、触れることができないぶん、普通のアイドルでは味わうことのできない体験ができるという。
そのひとつが、「機材トラブル」。
通常、ライブ中に機材トラブルなどで音が止まってしまった場合、観客はしらけてしまうところだが……えのぐのライブでは、逆に大盛り上がりなのだ。
曲中にネット回線トラブルが起き音も映像もフリーズしてしまった瞬間、観客はコンマ数秒戸惑うものの、すぐに一致団結し大歓声。ブーイングなどが出ることはなく、ところどころで「機材頑張れー!」といった声援が飛び交う様子にスタジオメンバーは大いに感心していた。
そうしたトラブルを共に乗り越える“一体感”も、ファンたちがえのぐに魅せられている大きな要因のようだ。
※『ひかくてきファンです!』4月1日の放送は、テレ朝キャッチアップにて期間限定(2020年4月8日23:45まで)で無料配信中
※番組情報:『ひかくてきファンです!』
【毎週水曜】深夜0:15~0:45 、テレビ朝日系(※一部地域をのぞく)
次回4月8日(水)の放送は、名古屋「BOYS AND MEN」&愛媛「唯我独尊」、ご当地アイドルのファンを比較!