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【世界ラリー(WRC)】オット・タナクが初勝利!トヨタは3台すべて入賞 第7戦ラリー・イタリア 最終結果

現地時間の6月11日、FIA世界ラリー選手権(WRC)第7戦「ラリー・イタリア」のデイ4(SS16~SS19)が行われた。

2017年シーズン折り返しとなるこの第7戦において、シーズン5人目の勝者が誕生した。それが、フォードのオット・タナク。エストニア出身29歳のタナクは、2009年にWRCデビュー。デビューから9年目、73戦目にして、ついに初勝利を手にした。

2位にはトヨタのエース、ヤリ‐マティ・ラトバラ。3位にはヒュンダイのティエリー・ヌービルが続いた。また、トヨタは4位にWRC2戦目のエサペッカ・ラッピ、6位にユホ・ハンニネンと、投入した3台すべてが入賞を果たした

なかでもラッピは、最後のパワーステージとなるSS19でステージ最速を獲得し、連日のステージ優勝に加えて、初のパワーステージ勝利という栄誉も獲得した。

自身初優勝を果たしたフォードのタナクは、「なんと言ってよいか…本当に良い気分だ! この週末はとても難しいラリーだった。でも、シーズン前半を振り返れば素晴らしいシーズンを過ごしている。新たに手にした新車と、強力なチームメートの存在が、僕の力をさらに後押ししてくれる。この初勝利が今後に続く多くの勝利の始まりであってほしいね。今季は、チームもマシンも、オールラウンドに強いんだ」と、初勝利を喜ぶと同時に、さらなる先を見据えたコメントを寄せた。

今回のラリーの主役が初勝利を挙げたタナクであることは間違いないが、その対抗として大いに注目を集めたのが、トヨタのラッピだろう

この週末の満足度についてラッピは、「最後のパワーステージは、僕のすべてを出し切った。この週末を振り返って思うのは、僕は前戦のラリー・ポルトガルで多くを学び、今回のラリー・イタリアではさらなる学びを得た。いまはとにかく一段一段と成長の階段を登っていきたいね!」とコメント。自身でも成長を実感しているようだ。

シーズン折り返し時点でのドライバーズランキングトップは、フォードのセバスチャン・オジェ(141ポイント)だが、2位にヒュンダイのヌービル(123ポイント)、3位には今回初優勝を果たしたフォードのタナクが浮上(108ポイント)、トヨタのラトバラが4位(107ポイント)となった。

なお、RC1の1~10位までの最終結果は以下の通り。

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