ひふみん、闘志メラメラ!藤井四段が自分に勝ったのは「たまたま」と衝撃発言
6月10 日(土)に放送された『こんなところにあるあるが。土曜♥あるある晩餐会』では、「藤井四段の強さを徹底解剖! 知られざる将棋の世界あるある」をテーマにゲストたちがトークを繰り広げた。
あるあるゲストとしてスタジオに登場したのは、現役最年長棋士の加藤一二三九段や、女流棋士最年少デビュー記録を持つ竹俣紅女流初段、佐藤紳哉六段、田中寅彦九段らプロ棋士。
そして、渡辺徹、つるの剛士、伊藤かりん(乃木坂46)、加藤歩(ザブングル)といった将棋を愛してやまない芸能人も登場。天才中学生棋士・藤井聡太四段の活躍で脚光を浴びている“将棋界”のあるあるを語り尽くした。
◆大注目の藤井四段の“スゴさ”とは?
この日の放送では、「中学生でプロ棋士になると将棋界で天下を取れる」というあるある発表を皮切りに、デビュー以来、破竹の勢いで勝ちを重ねた藤井四段の“スゴさ”を徹底解剖。
5歳で将棋を始め、14歳2ヶ月でプロ棋士になった藤井四段は、62年ぶりに最年少記録を更新したが、なんでもこれまでに中学生にしてプロ棋士になったのはたったの“5人”なのだという。しかも、藤井四段以前の4名全員がタイトルを獲る活躍を見せているのだ。
さらに、もし藤井四段がこのまま勝ち続けると、中学生にして「今年中に4000万円以上の賞金を獲得する」という話も飛び出した。藤井四段が最速でタイトルを獲る可能性がある「竜王戦」は、優勝すると対局料と賞金で5000万円以上もの金額を稼ぐことができるのだという。
◇
しかし、快進撃を続ける藤井四段でも今年唯一挑戦できないタイトルがあるとのこと。それは、400年以上の歴史を持つ「名人戦」。5つの階級にランク付けされ、年に1級ずつしか昇給できない仕組みのため、最短でも4年はかかってしまうのだ。
これまでの最年少名人記録は、谷川浩司九段の21歳。今後、藤井四段がどのような記録を打ち立てていくのか、その活躍にさらに期待がかかる。
◆ひふみん、本音が出てしまう?!
そんな藤井四段がプロデビュー戦で戦ったのは…あるあるゲストの加藤一二三九段(通称・ひふみん)。勝負は藤井四段の勝利で終わったのだが、勝負を振り返ったひふみんは、彼の勝利は「たまたま」だったと衝撃のコメント!
その理由は、これまで藤井四段が勝利した試合を研究したところ、唯一、自分との試合にだけ「危ない局面」があったというのだ。加藤九段はそのチャンスを見逃して“たまたま”負けてしまったが、その「危ない局面」があったことで、藤井四段も「再戦したい」と言っているのだそう。
◇
最年少プロ棋士の記録もわずか5ヶ月の差で追い抜かれてしまった加藤九段。
自らを「将棋界のレジェンド」と呼び、若手の活躍にドンと構えているようにも見えるが、藤井四段のことをなかなか「スゴい」とは言わず、しまいには声も裏返ってしまうほどの“必死さ”にスタジオは笑いに包まれた。
※番組情報 『こんなところにあるあるが。土曜♥あるある晩餐会』
毎週土曜日午後9時58分~、テレビ朝日系24局