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望月歩「圧倒的な安心感を持たれる人になりたい」キスシーンに初めて挑んだ19歳の素顔

片想いだらけの恋愛模様から目が離せないドラマ『鈍色の箱の中で』もそろそろ佳境。明るいムードメーカーでありながら複雑な恋心を秘める庄司悟役を好演しているのが望月歩だ。自身もムードメーカーな気質のはずが、現場では根暗(?)だと思われているという彼に、今感じていることをぶっちゃけトークで語ってもらった。

©テレビ朝日

◆この作品をきっかけにSNSを始めました!

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ーー放送が始まる前から予告動画などをアップしたのがSNSデビューだったそうですね。

望月歩(以下、望月):そうなんです。もともとやりたいっていう気持ちはあったんですけど、投稿するものがなくて。ドラマをきっかけに始められてよかったんですけど、放送が始まる前は情報が出せないことも多くて、結局やっぱりネタがなくて、すぐに困っちゃいました(笑)。

放送が始まってからは作品のことも言えるし、良かったー!って感じです。自分の投稿を見て、(岡本)夏美さんに「犬のマーク使ってるのはなんなの?」って聞かれたんです。あれは、自分のマークがあったらいいかなあ、って思って入れてみたもの。名前が“歩”だから、足跡。久保田さんには「だからってなんで犬の足跡」って笑われました(笑)。

ーーファンや周りの方の反応はいかがでしたか?

望月:悟役を誰がやるのか、っていうのがまだ発表になっていなかった頃、ヒントの写真を見て予想して当ててくれていたファンの方がいましたね、ありがたいことに。でも、思っていたより身近な人からは反応がなかったんです。何も言われなくて、「俺、仲いい人いないのかな?」って思うぐらい(笑)。

LINE LIVEで出演者を発表したときも、すごく不安でしたね。楽しみだけど、不安の方が圧倒的に勝っている状態でした。

ーー反応が不安だったんですか?

望月:いや、「こいつこんなに喋るのか」って思われそうで(笑)。自分、学校にいるときなんかは、もともとめちゃくちゃ喋るんです。うるさい、って言われるぐらいのタイプで。

それが、現場では全然喋らなくて、こいつ根暗なんだな、って見られたりするんです。そう見られるのが嫌だとか、そういうわけじゃないんですけどね。だから現場ではそのまま過ごしたりするんですけど、だからこそ、LIVEで喋る自分を見せたら、共演者からも驚かれそうで不安でしたね。

◆素の自分に近いけど共感は難しい

©テレビ朝日

ーー「悟のムードメーカーなところが自分と近い」とおっしゃっていましたね。

望月:改めて聞くと恥ずかしいですね。自分をムードメーカーって言ってる(笑)。

大人の方と喋るのは好きなんですけど、同世代でちょっと先輩、ぐらいの年の差の人と話すのは、実は苦手なんです。年が離れている方は、僕より何十年も長く生きてきて、知識量も多いし、考え方も全く違うことが多くて、新しいものを得られるのが楽しいんです。

年がひとつふたつ違うぐらいだと、学校の部活の上下関係になってしまうのか、フランクには話しかけられない。気を遣ってしまって、結局話が弾まないんです。自分が弾めてない(笑)。だから実は今回の現場でも、よく喋る感じではなかったですね。残念な性格です。

ーー悟のキャラクターに共感するところはありましたか?

望月:立場というか、ふるまい方は、わかるなーとは思います。人を好きになる気持ちは一緒だから、そこを理解するのは難しい話ではないです。そもそも今回、悟を演じることが決まったとき、僕自身の素に近い役をできると思って嬉しかったんですよね。

◆原作との違いも楽しんでもらいたい

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ーー実際に演じてみていかがでしたか?

望月:悟って、原作漫画だと圧倒的兄貴感がある。しかも坊主じゃないですか。だから、ドラマの悟に髪があるだけでも、原作ファンにとっては、きついことだと思うんです。実際、髪があるのは悟じゃない、っていうコメントも見かけたりして。そこをどう、ドラマの悟として信じてもらえるか、っていうのはずっと考えていましたね。

ーー漫画原作というのは意識しましたか?

望月:原作のある作品自体、今まであまりやったことがなかったので、原作とドラマの差についても、そこにこそ生まれる世界を楽しみたいし楽しんでほしいです。

ドラマの脚本にすると、どうしても原作にはあったのになくなってしまうシーンも出てきます。でも、代わりにこのやりとりが意味を果たしているんだろう、とか。漫画を読んだときに感じたこの感情は、こっちのシーンが補っているんだな、とか。そういうのを感じながら観ていただけたら、原作のファンにも楽しんでいただけるんじゃないかなと思っています。

◆女子にいいなと思ってもらえる男性を目指して

©テレビ朝日

ーー取材の席で、好みのタイプは萩原利久さんだと答えていましたね。

望月:あの5人のなかでタイプは誰ですかって、聞かれたので(笑)。役で選ぶなら、美羽が好きですね。きれいな人が、自分のことをあれだけ一途に好きになってくれたら嬉しいじゃないですか。

でも、あの5人のなかで役だけじゃなくて好みを聞かれたら、利久君が好きですね。「女子がいいなって思える男性になりたい」って言ったことがあるんですけど、利久君がそうなんじゃないかと思って。誰に対してもほどよいフランクさを持っていて、それがいいなあって。自分もそうなれたら、と。

もうひとつなりたいのが、圧倒的な安心感を持たせられる人。自分、相談をよくされるんですよ。これは多分、僕を信用して安心してくれているんだな、って。だとしたら、そこは失くしちゃだめだな、って思っています。

ーー役者としてこうなりたい、というのはありますか?

望月:今回の現場で学んだことがあるんです。とにかく「自信を持て」ということ。今まで、芝居のあといつもモニターで自分をチェックしていたんですね。自分の映像を見て、安心感を得ていた。でも、いつも映像をチェックできるわけじゃないし、自分で見て、上手いとか下手っていうのは、正直よくわからないんですよ。

今回の現場で、今まではただ見ることで安心していたんだな、っていうのがわかりました。そこはどうにかしなきゃいけないなって思います。

もうひとつわかったのは、「キス動画をいっぱい見なきゃ」ってこと(笑)。今回、ドラマでキスシーンをきちんとしたのが初めてだったんですけど、自分でも、「これ芝居になってないな」って思ったぐらい固かった。監督からもすごい指示されて、「右手を添えて」とか「髪をなでて」とか言われた通りに動いただけになっちゃった。

あとから、情報不足だったな、って反省しました。ちゃんと動画見て学びます!(笑)


勉強は嫌いだけど頭を使うことは好きだという望月くん。趣味のeスポーツをやっているときには、友人から「状況の把握能力が高い」と言われるほど、周囲の様子をしっかり観察する目を持っているそう。その観察眼でこれからも多くのことを発見・吸収し、役者としてもぐいぐい成長してくれるに違いない。そしてドラマの方も最終回に向けてぐいぐい加速中。それぞれの恋の行方が気になる。

<構成・文/塚はなこ>

番組情報360°ドラマ鈍色の箱の中で
【毎週土曜】深夜3時から3時30分、テレビ朝日で放送、ビデオパスで独占見放題配信
3月7日(土)放送の第5話は深夜3時5分から3時35分

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