木村拓哉、緊張の公開アフレコ!映画ドラえもん新作はタイトルの意味に感動「なるほど」
連載開始から50周年、映画第1作目公開から40作目という記念すべき作品となる『映画ドラえもん のび太の新恐竜』(全国東宝系で近日公開)。
木村拓哉が怪しい猿の姿をした謎の男・ジル役でゲスト声優を務めることでも大きな話題となっている同作。2月3日(月)、木村による公開アフレコイベントが実施された。
木村は本作が10年ぶり3 度目のアニメ映画出演となるが、公開アフレコに臨むのは初めてのこと。「緊張しました」と明かしながらも、共演した同じくゲスト声優の渡辺直美も大興奮したという“ジル”の声を披露した。
◆木村拓哉、“新恐竜”の意味に感動
登場した木村は、「(連載開始)50周年という記念作品に参加させていただき光栄です」と挨拶。
すぐに公開アフレコが始まると、台本を持ちながら真剣な表情で臨み、ときおり「(カメラマンの)シャッター音はんぱないんですけど大丈夫ですか?」などとスタジオ全体を和ませる。
最後には「こっち(=記者席の方向)を向いてやるのがちょっと恥ずかしいのと、裏側をじかに見られる感じもして緊張しました」と正直に明かしつつ、初の公開アフレコを終えた。
今回の『映画ドラえもん のび太の新恐竜』について木村は、1980年の映画一作目が「のび太の恐竜」であることなどに触れつつ、「タイトルの“新恐竜”という部分が、なるほどこういうことだったのか、こういうメッセージがあったのかと。相変わらずしっかり感動させてくれるんだなぁと思いました」と、全体のストーリーを把握した際の率直な感想をコメント。
また役作りに関しては、「(アニメは)声優さんたちの素晴らしい表現によって二次元のものが見る人に感動を与えたり幸せにさせてくれたりするので、(自分自身も)いろんなアプローチを試みた」としながらも、監督からの「もっと悪い印象を与えてください」といったディレクションを大切にしながら演じたことを明かした。
さらに、自身が幼少期に無類の“恐竜好き”であったことも告白。「頭の中に入るだけの恐竜の名前を入れていた」とのことで、そのような点からも今作には非常に思い入れをもっているようだった。
◆ドラえもんから質問「木村さんの初恋は?」
そして、木村に質問したいことが「たくさんある」というドラえもんがスタジオに登場。
ドラえもんから次々と作品の登場キャラクターに絡めた質問がぶつけられるなか、「木村さんの初恋は?」という質問には、「のび太と同い年くらいのとき。(相手は)同級生だったかな」と回答。
続けて、「のび太はしずかちゃんにちゃんと気持ちを伝えるけど、(自分は初恋のとき)相手に気持ちを伝えられなかった。のび太はすごいと思う」と話し、この視点にはドラえもんも思わず感心させられていた。
ドラえもんと始終“絶妙な掛け合い”を見せ公開アフレコを大いに盛り上げた木村。最後にドラえもんからぶつけられた「なんでも手に入るとしたら何がほしい?」という質問には、「ドラえもんのポケット!」と即答していた。