「水曜日は働きません」豪・ブリスベン、笑顔が集まる“水曜限定の海時間”
2020.01.30
世界各国の美しい港町や風景を伝える番組『港時間』。
1月24日(金)に放送された同番組では、オーストラリア・ブリスベンを特集した。
オーストラリア第三の都市ブリスベン。そびえたつビル群の中を大きな川が流れるこの街は、別名「リバーシティ」とも呼ばれる。
都市部から東に20キロほどの場所にあるマンリーボートハーバー(Manly Boat Harbour)を訪ねたのは、水曜の午後。
ヨットクラブ「ロイヤルクィーンズランド・ヨット・スコードロン(Royal Queensland Yacht Squadron)」は、平日にもかかわらず大勢の人でにぎわっていた。
集まった人々に話を聞いてみると、「もう水曜日は働きません」「水曜の午後は休みを取っています」という言葉が。
実はこの日、ハーバーではヨットレースが行われていた。その名も「ウェンズディアフタヌーン・ゴーセーリング」。
40年近く続いているヨットレースで、1本のラム酒を賭けたレースが水曜日に行われたのがはじまりなのだとか。
レースディレクターのポール・ボルトンさんはこう語る。
「毎週必ず40人近く集まります。みんなの笑顔を眺めているだけで、その日は良い1日になります」
水曜日の午後は、気心の知れた仲間たちとレースを楽しむ“至福の海時間”なのだ。
なお、1月31日(金)放送の『港時間』では、オーストラリア・タスマニア島の「ホバート(Hobart)」を特集。知られざる美食の街の魅力とウォーターフロントビューが自慢のレストランを紹介する。
※番組情報:『港時間』
毎週金曜深夜0時15分~0時20分放送、テレビ朝日
(ABCでは毎週金曜夜11時10分~夜11時17分放送、メ~テレでは毎週日曜夕方4時25分~4時30分放送)
おすすめ記事RECOMMEND