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M-1決勝進出も「解散しそうなコンビ1位」に…ギャロップ毛利、ナルシスト過ぎて仕事に支障

過去に大きな失敗をやらかした“しくじり先生”たちが自らのしくじった経験をさらけ出し、人生の教訓を伝授してくれる反面教師バラエティー『しくじり先生 俺みたいになるな!!』

©テレビ朝日

1月20日(月)の放送には、お笑いコンビ・ギャロップが登場。「相方が自分をキムタクだと勘違いして解散寸前に追い込まれた先生」として、“自分が好きすぎて、周りが見えなくならないための授業”を行った。

◆ギャロップ・毛利、自分をキムタクだと思い込む…

ギャロップは、林健と毛利大亮からなるコンビ。同期にはNON STYLE、南海キャンディーズ、ピースなど錚々たるメンバーがおり、生徒役でレギュラー出演している平成ノブシコブシの吉村崇も同期にあたる。

“ラストイヤー”でもあった2018年のM-1グランプリでは、決勝に進出しかしその裏で、“よしもと芸人100人が選ぶ、解散しそうなコンビ”の第1位に選ばれていたことを明かした2人

そんな不名誉なトップに輝いた背景にあったのは、“毛利が自分のことを木村拓哉だと思っているから”という、衝撃の理由も告白。

実は、毛利は関西一のナルシスト芸人として知られており、芸人でありながらなぜかスター気取り。林はそんな毛利のナルシストっぷりにどう対応したらよいかわからず、相方のことが嫌いになっていき、その結果、本業である漫才が超ヘタクソに。そして解散を決意するところにまで陥っていたと、打ち明けた。

◆ナルシスト毛利の“特徴”

©テレビ朝日

ナルシストすぎるとまわりが見えなくなって仕事にも支障をきたしてしまう、と警鐘を鳴らすギャロップ。

授業の前半は、自分たちの経験から作成したオリジナルの診断テスト“毛利度チェック”を軸に展開していった。

「とにかく自意識過剰」な毛利は、飲み会などの席で“女性がいようものなら、写真週刊誌にスクープされるのが恐いので、タクシー2台に別れて移動”、“顔バレを防ぐべく夜でもでっかいサングラス着用”。

そして“クラブで起きた外国人の喧嘩をラップで止めようとする”という謎の行動までしていたそう。

©テレビ朝日

また毛利は「実績と振る舞いが極端に見合っていない」状態で、キムタクのマネばかりでお笑いに注ぐカロリーはゼロ。

全身を同じブランド物で固めたり、サングラスを3つも持ち歩いて気分で使い分けたり…。さらに自身の見た目を勝手に62点と評価している毛利は、やはり独断でビジュアル32点と判断した林とコンビを組むことで自分を良く見せようとしているという。

この“他人を利用し自分を良く見せようとする”行動は、実はナルシストが良く取る手なのだと、林は力説した。

さらに「何かと名言っぽいことを言いたがる&オリジナルの言葉を作る」のも毛利の特徴。

林によれば、あくまでも名言っぽいだけであり、「刺さらず、長く、面白くない」言葉を吐く毛利。しかも自分オリジナルの“毛利語”まで編み出し、使用しているのだとか。

◆一番厄介なのは「イジると超不機嫌に…」

そして毛利度チェックで、いちばん重要な最後の項目とは「イジると超不機嫌になる」ことだと訴える林。

ナルシストは、「注目されるのは大好きだが、イジられるのは大嫌い」という特徴を持ち、「これが一番大変」だと告白する林に、生徒たちも納得の様子

そんな、イジられて不機嫌になってしまうナルシストたちへの教訓として「ナルシストなら、せめてイジリに対して寛容であれ」、「イジられてもせめて明るくあってほしい!」という言葉が贈られた。

◆ナルシストの“対処法”を誤り…解散寸前

©テレビ朝日

授業の後半では、“もし身の回りにナルシストが現れたとき、絶対にやってはいけない危険な対応”を伝授。林が挙げたそのタブーとは、“イタい目を見るまで放置”するというもの

犬のしつけと一緒で、まずい行動をするたび、注意するのが肝心だと語る林。

しかし、マネージャーからもそう進言されていたにもかかわらず、当時は実践せず、やがて誰からも注意されない毛利のナルシストぶりは加速。そして林も、毛利の相方という理由で周囲から白い目で見られてしまったという。

その結果、どんどん仲が悪くなり、会話がゼロになるという悪循環に陥ってしまった2人。そしてついに、ギャロップは解散しそうなコンビランキング1位を獲得したのだった。

このままではまずいと考えた林は、THE MANZAIに出場し、結果がダメなら解散しようと提案。ところがその出来栄えは、「ゲロを吐くほどのゴリスベリ」で、「こんな結果のままでは解散できない! 数年先に後悔するに違いない!」と、2人そろって心を入れ替え、再チャレンジ

そしてラストイヤーである2018年のM-1に出場し、結果を残すことに成功した。

そんな苦境を乗り越えてきたギャロップから、最後に「“キムタク”はめちゃくちゃ努力して“キムタク”になった。早く目を覚ませ! 地に足をつけろ! あなたはキムタクではありません!」とナルシストな人たちへの熱いメッセージが贈られた。

また「Abemaビデオ」では、ギャロップの授業完全版をオンエア。

さらに、大好評オリジナル企画「お笑い研究部」も展開。“チームプレーを考える”の第2弾として、若手コンビ・納言が“リアル脱出ゲーム”に挑む様子を届ける。

※番組情報:『しくじり先生 俺みたいになるな!!
毎週月曜日 深夜0:15~深夜0:45、テレビ朝日

※AbemaTVの完全版は、深夜0:45から「Abemaビデオ

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