『緊急取調室』第8話で中村静香に驚きの展開!遂にあの居酒屋飛び出して…!
天海祐希演じる叩き上げの取調官・真壁有希子が、警視庁の取り調べ専門チーム「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」のメンバーとともに、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げるドラマ『緊急取調室』。
4月から放送されている同作の第2シリーズも6月8日(木)にはいよいよ第8話の放送を迎えるが、「シリーズ史上かつてない波乱」が巻き起こるこの第8話で新しい展開を迎えるのが、キントリ・メンバーが毎回訪れる居酒屋『しんじ』の店主・かやのを演じる中村静香だ。
そんな中村静香に、『緊急取調室』について話を聞いた。
◆第1シリーズからの変化
中村演じるかやのは、生島勇輝演じる夫のしんじと二人三脚で居酒屋『しんじ』を切り盛りし、毎回“常連客”であるキントリ・メンバーの仕事の疲れを労ったり事件解決を祝ったりしている。
ただし、第1シリーズから第2シリーズにかけては、劇中でかやのとしんじを巡る環境にも大きな変化があった。中村は次のように語る。
中村:「第1シリーズまでは、キントリ・メンバーたちは事件を解決し終えてからお店に飲みに来ていたのですが、第2シリーズからの居酒屋『しんじ』は、キントリ・メンバーが雑談しながら捜査会議をする場所へと変化しました。
これによって、かやのにはちょっと天然ぶりを発揮して出しゃばった一言を言ったり、場をわきまえずにつっけんどんにストレートな質問をしちゃったりという“キャラクター性”が追加されていたので、今シリーズではそこを新しい面白味と捉えて意識しています」
確かに第2シリーズでは、中村が語るこのような変化によって、かやのとしんじが事件解決に協力する描写も登場するようになった。第7話では、実際に2人の証言が事件の謎の解明に大きく役立っている。
そして、第8話ではついに…!
◆遂に居酒屋『しんじ』を飛び出す!
6月8日(木)放送の第8話では、かやのとしんじの2人は遂に居酒屋『しんじ』を飛び出し、キントリ・メンバーが緊迫の捜査を繰り広げる取調室へと出前を届けることになる。
これにより、中村は初めて捜査や取り調べのシーンが収録されているスタジオへ足を運んでの撮影に臨むことになったそうだ。
今回のインタビューはその撮影の直後に行われたということで、初めてのスタジオ撮影の感想を聞いてみた。
中村:「初のスタジオ撮影は、全部が新鮮でした! まず、出演者の方々からのケータリングの差し入れの豪華さに驚きましたね。
天海さんが差し入れされている自分好みのサンドウィッチがつくられるケータリング“天海ベーカリー”にも初めてお目にかかれましたし、天海さんはそのほかにも自前のポップコーンメーカーをご用意されていたり、速水もこみちさんは選りすぐりのふりかけを差し入れされていたり…。
皆さん差し入れのセンスが物凄くて、撮影が始まる前から存分に楽しんでしまいました。今日はお腹をすかせてきてよかったです(笑)」
そして、撮影については以下のように振り返った。
中村:「印象的だったのは、シチュエーションが変わるだけでやり方も感じ方もこんなにも変わるんだなということです。居酒屋ではなく、捜査資料に囲まれたキントリ・メンバーの職場で料理をお出しするってなると、その動きがなかなかしっくりこなくて…。
でも、ちょっとしたミスをしても、キントリ・メンバーの皆さんが『オジサンたちがうるさくしちゃって(ペース崩して)ごめんね』とか、『僕らの雰囲気に負けないで』ってフォローしてくださって、とても嬉しかったです。初のスタジオ撮影は、本当に新鮮で濃い体験でした」
そして中村は、夫のしんじ役である生島勇輝については、「相性抜群です!生島さんがしんじで本当に良かった」と一言。
2人はいつも撮影の前には、自分たちが登場する前のシーンからの“繋がり”なども一緒に考えて相談しながら、“かやのとしんじ”としてのテンションづくりを行っているそうだ。
そんな2人は、初めて居酒屋『しんじ』を飛び出したシーンでどのように演じるのか? 第8話はますます見逃せない!
※番組情報 『緊急取調室』第8話
2017年6月8日(木)午後9:00~午後9:54、テレビ朝日系24局