松岡修造、滝川クリステルに「面白かったです(笑)」と褒められる!再現VTRで悩める教師を熱演
松岡修造が悩める学校の先生を熱血応援していく新感覚バラエティー『聞いてください!先生も悩んでます』が12月14日(土)に放送される。
同番組では、立場上、普段は“弱い顔”を見せることができない“先生”と呼ばれる人たちの悩みを松岡修造が全力で受け止め、熱いトークを展開。悩みの問題点を掘り下げつつ、世の“先生”たちを全力で応援していく。
松岡をサポートするMCには滝川クリステルと劇団ひとり、親世代ゲストとして長嶋一茂らが参戦。そしてご意見番としてJリーグ初代チェアマンの川淵三郎を迎え、忌憚のない意見で松岡の熱血応援を後押しする。
◆部活はボランティア?悩み多き“先生”の実態
「学校の先生スペシャル」として放送される今回は、実際に現場で働く学校の先生たちや教育関係の専門家たちをスタジオに迎え、先生たちがどんな悩みを抱えているのかを知りつつ、応援トークを展開。
自分の時間や休みを奪われ、“部活未亡人”“部活離婚”などの言葉まで生まれている「部活動」の悩みをはじめ、「我が子をカメラに収めたい」という保護者の対応に苦慮する「運動会」にまつわる悩み、給食費未納の家庭へ“取り立て”することもあるという「給食」についての悩みなどが噴出。
今まで知らなかった学校の先生たちの深刻な悩みを、松岡らが真剣に受け止め、どうすればいいのか、スタジオで徹底討論する。
◆松岡修造、再現VTRで悩みを抱える教師を熱演!
今回松岡は、先生が実際に抱えている悩みのエピソードを演じることで、少しでも先生の悩みを自分事として感じたいという思いから、再現VTRに自ら出演。経験のない茶道の顧問に就くことになった教師を演じた。
「例えば、自分なりに頑張っても茶道の知識がないからと生徒たちから冷たくされ我慢するのは大変なこと。怒ることもできないですから、八方ふさがりに見える状況にすごくストレスを感じましたね。中には、学校に行けなくなってしまう先生がいらっしゃることも分かる気がします」と感想を述べた。
また、滝川から「松岡さんの演技を見ていただきたいですね。茶道部の生徒さんたちから文句を言われるシーンは面白かったです(笑)」と高評価を受けると、松岡は「生徒役の子たちは真面目だったので、もっと厳しくやってくれとお願いしたんです」とカミングアウト。
「(生徒役の)彼女たちに伝えたいですね、すごく褒められたって(笑)」と心から喜んでいた。
◆松岡修造 コメント
最近は先生に注目する機会がとても少なくってきたと思います。番組を見た方が「先生になりたい」という思いで見てくれる、そんな光になれたらと。個人的には先生が本当に悩んでいるんだということを間近に見られたこと、その実情を知れたことが一番貴重でした。
その悩みの中で、情熱や本気を素直に出しづらい社会になりつつある、というところが印象に残りましたね。本当はこうしたいけどやってはいけないことが多すぎる、これが自分が望んでいた仕事なのか、と思ってしまうことが一番残念。「教育」はとても重要なものですので、その中心にいる先生には、やはり一番輝いていて欲しいです。
そんな学校のシステムを変えたいと思っている人もたくさんいるはずです。その意味では、サッカー界などを変えてきた川淵さんにご出演いただいたというのが一番大きなポイントだったと思います。川淵さんがいるだけで「変えられる!」というメッセージとして伝わるのではないかと。
日本の現状を深刻に憂うだけではなく、真剣に考え、ときに笑いながらでも本気で感じて欲しいと思います。みんなで先生を応援しよう、と思っていただける番組だと思います。だからこそ「中途半端に見るな!」と言いたいですね(笑)。
◆滝川クリステル コメント
今日はすべてにおいて驚く内容でした。スマホの問題はよく耳にしますし、給食、部活の悩みもにわかには聞いていましたが、先生の声を改めて聞くと根深いと思います。
それでも川淵さんのお孫さんは教師を希望されるなど、夢のある仕事だということは感じられるのでデメリットを上回るメリットをもっと出すべきでしょうね。デメリットの部分は、自分も子供が生まれる立場なので、心を込めて大人の議論ができる場を作って解決してほしいと思います。
今日のお話の中で印象に残っているのは、少子化だけど成績は良い、とおっしゃっていたところ。それがすごく何かの邪魔になっているような気がします。成績が良い、勉強ができるだけが教育ではないと思うので、人間性などを育んで行かないと後からそのツケが回ってくるような気がします。
※番組情報:松岡修造の『聞いてください!先生も悩んでます』
2019年12月14日(土)夜6:56~8:54、テレビ朝日系24局