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ジュニア世界記録超え、“天才4回転ジャンパー”…日本男子フィギュア界に現れた2人の超新星。

12月5日(木)に開幕するフィギュアスケートの「ジュニアグランプリファイナル」(男子)。日本勢は5年前の宇野昌磨以来、優勝から遠ざかっているが、久々に世界の壁を打ち破ってくれそうな逸材が登場する。

©テレビ朝日

佐藤駿(15歳)と鍵山優真(16歳)。ともに高校1年生の2人は、それぞれ持ち味は違うが、互いの力を認め合うライバル同士だ。

◆複数の4回転を操る“ジャンプの天才”

2019年8月、アメリカで行われた「ジュニアグランプリシリーズ」。シリーズデビュー戦でいきなり初優勝を飾った佐藤は、2戦目となった「ジュニアグランプリシリーズ・クロアチア大会」でも表彰台に上り、デビューシーズンにしてファイナルの切符を掴んだ。

彼の武器はなんといっても4回転ジャンプ。

去年、中学3年生にして4回転トウループに成功すると、先月には4回転ジャンプの中で最も難しい4回転ルッツを試合で初めて成功させるなど、ジュニア離れしたジャンプを武器に戦ってきた。日本男子ジュニアの中では、まさに4回転時代の急先鋒と言える存在だ。

©テレビ朝日

そんな佐藤の4回転ジャンプ習得に大きな影響を与えたのが、同じ宮城県仙台市出身の羽生結弦の存在。5歳のとき、同じリンクで練習していた当時中学生の羽生に出会って以来、佐藤にとって羽生は憧れであり、目標の人物だ。

「練習中は、羽生選手の4回転トウループや4回転ループなどのジャンプを見て、ずっと真似したりしています」(佐藤)

羽生の4回転ジャンプを参考にして練習に励むと、今では複数の4回転ジャンプを習得するまでに。大事な試合では、羽生から貰った“弓矢のペンダント”をお守りに身に着け、リンクに立っているという。

「羽生選手はオリンピックで金メダルを獲っているので、僕もオリンピックで優勝したいなって気持ちが強いです」(佐藤)

羽生の背中を追いかけ、技術を磨き続ける佐藤。その飛躍に期待が高まる。

◆親子鷹で世界に挑む“若き表現者”

そしてもう一人、ファイナルの舞台に挑むのが、先月行われた「全日本ジュニア選手権」で優勝した鍵山優真だ。同大会のフリーでは圧巻の演技でジュニアの世界最高得点(非公認)をたたき出し、世界をあっと驚かせた。

「なんか踊るのが好きなんですよね(笑)。楽しい音楽とかはついつい踊っちゃうっていうか、クセじゃないんですけど、踊りが頭の中に思い浮かんでくる」(鍵山)

踊るのが大好きだという鍵山は、「ジュニアグランプリシリーズ・ポーランド大会」で4回転ジャンプをはじめ、音楽に乗った、流れるようなステップでも高い評価を受け、自己ベストを更新。2大会のショート・フリー合計得点で出場選手中トップの得点を記録し、ファイナル進出を果たした。

武器は表現力と高いスケーティング技術。今シーズンのジュニアグランプリシリーズでは、最も高い演技構成点もマークした。

©テレビ朝日

鍵山を指導するのは、オリンピック2大会に出場した元フィギュアスケート選手の父・正和さん。

「初めて氷の上に立ったのが3歳の時。滑るのが楽しくて、5歳の時にレッスンとかを受けるようになりました。スケートを始めたころからずっと基礎から教えてくれるので、いい先生だとは思っています」(鍵山)

高いスケーティング技術は、幼い頃から父に徹底的に叩きこまれた賜物だった。

父とともに大きな夢に向かう鍵山は、「お父さんはオリンピックで表彰台には登れなかったですけど、僕が目標達成してお父さんの分まで頑張りたいなって思っています」と将来を見据える。

佐藤駿と鍵山優真。異なる魅力を持つ2人が、ジュニア世界一を決める舞台でどんな戦いを見せてくれるのか――。日本男子フィギュア界の未来を背負う2人の活躍から目が離せない。

番組情報:『フィギュアスケートグランプリファイナル2019
男子ショート:12月6日(金)夜8:00〜 テレビ朝日系列
女子ショート・男子フリー:12月7日(土)夜7:54〜 テレビ朝日系列
女子フリー・エキシビション:12月8日(日)夜9:00〜 テレビ朝日系列

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