必見!「地球で最も危険な競技」の唯一の日本人プロが時速200kmの大ジャンプ
6月4日(日)に放送される『めざせ!100%地球ギャラリー コレクターズ99』(ABC・テレビ朝日系)。
この番組は、「ホントにそんなモノ集めるの!?」という究極のコレクターたちの壮大でとんでもない挑戦を追いかけるバラエティー番組だ。
その道のコレクターたちが今最も興味のあるものをコンプリートしにいく旅に出かけ、芸能人がサポーターとして同行。モノやコト、そして生物にいたるまで、さまざまなジャンルのものを探してコンプリートを目指す達人とともに、体を張ってコレクションに挑む。
◆日本人唯一のプロBASEジャンパー登場!
ビルや崖、橋など世界中のあらゆる高い場所からパラシュートをつけて飛び降りる命がけのスポーツ「BASEジャンプ」。聞きなれないこのBASEジャンプという言葉だが、Bはビルディング、Aはアンテナ=鉄塔などの建物、Sはスパン=橋桁、Eはアース=崖などの自然というように、飛び降りる場所の頭文字を意味している。
上空4000メートルから飛ぶスカイダイビングに比べ、着地点までの距離が数百メートルと短いため、パラシュートを開くタイミングを間違えれば死に直結する地球上で最も危険な競技とも言われているBASEジャンプで、世界を股にかけて活躍する日本人唯一のプロBASEジャンパー・久保安宏さん。
彼は、スカイダイビングの世界でも数々の記録を塗り替え、世界を驚かせてきたカリスマジャンパーだ。
そんな彼は、スイスのダムやオーストリアの橋などヨーロッパのBASEはすでにコンプリート。アジアでも、マレーシアにある東南アジアで最も高い通信塔・KLタワーからのBASEジャンプを成功させてきた。
◆ぶっ飛びキャラの紅蘭がサポーターに!
しかし、アジアではまだ橋も崖もコレクションしたことがないという久保さんは、「中国にまだ誰も飛んだことがない橋がある」と聞き、今回アジアでBASEジャンプをコンプリートすることに。
そして、このぶっ飛んだ挑戦をサポーターとして見届けるのは、ぶっ飛びキャラでブレイク中の紅蘭。
今回久保さんと紅蘭が向かったのは、中国湖南省にある張家界。険しい岩が林立する幻想的な光景は、世界でも有数の景勝地で、映画『アバター』の世界観のモチーフにもなっている。
そのなかでも奇岩がそそり立つ武陵源は世界遺産にも指定されている。ここで「スパン=掛橋」として久保さんが狙うのは、この張家界大峡谷に昨年8月に完成したガラスの吊り橋。長さ430メートル、高さ300メートルで、99枚のガラス板が張りめぐらせている。
この橋は、現存する橋のなかで世界一長くて高いガラスの吊橋。しかも、橋からはまだ誰も飛んだことがないとあり、久保さんが飛べば世界初となるのだ。
コレクターにとって世界初の称号は誰にも渡したくない。サポーターの紅蘭と一緒に現地に着いた久保さんは、早速着地ポイントを見つけスタンバイするが…。はたして、無事に飛ぶことはできるのか?
◆難所・天門山の崖にも挑戦!
続いて、「アース=自然」として久保さんが狙ったのは天門山。雄大にそびえる岩山が特徴で、連日、多くの観光客が訪れる張家界のシンボル。しかし、世界中のジャンパーたちは危険な崖と口を揃え、別名「ブラックドラゴンウォール」と呼ばれ恐れられている。
アジア最長、全長7.5キロのロープウェーに乗って山頂に到着し、切り立った崖の細い桟道を進むと、そこに天門山のジャンプ台があった。着地点はなんと1.7キロも先にある広場。両サイドにそびえる岩山への激突を避け、その先に見えるロープウェーにもぶつからないように飛ばなければならない。
今回久保さんは、パラシュートではなく、羽の空気抵抗を利用して鳥のように前に飛ぶことができるウィングスーツでのジャンプに挑戦するが、そのスピードはなんと時速200キロ。少しでもバランスを崩せば死が待っている。
着地地点ではサポーターの紅蘭、そして久保さんの命がけのジャンプを見届けようとやってきた多くのギャラリー、さらに中国のニュース番組のテレビクルーらが見守る。はたして久保さんはこの天門山の崖を攻略し、アジアのBASEジャンプコレクションをコンプリートできるのか?
※番組情報:『めざせ!100%地球ギャラリー コレクターズ99』
2017年6月4日(日)午後6:57~午後8:54、ABC・テレビ朝日系