檀れい、自称・ツイてない女で『時効警察』に出演!「今まで見せたことのない私を…」
時効になった事件を“趣味”で捜査する男・霧山修一朗(オダギリ ジョー)が、名(迷)助手・三日月しずか(麻生久美子)と共に未解決事件の謎に挑むシュールな脱力系コメディーミステリー『時効警察はじめました』。
11月29日(金)放送の第7話(脚本/田中眞一、監督/今泉力哉)には、檀れいがメインゲストとして登場する。
“コメディーど真ん中”の作品にはあまり出演してこなかった檀。オファーを受けたときは喜びと驚きに加え、「私の芝居が『時効警察』の世界観にちゃんとハマるのかなぁ…という不安もありました」という気持ちもあったと打ち明ける。
しかし、「新たな挑戦をしたく、この世界に飛び込みました」と意欲満々!
撮影最終日には「今まで見せたことのない私を見ていただけると思いますし、皆さんにぜひぜひ楽しんでいただきたいです」と清々しい笑顔で呼びかけた。
◆檀れい、自称「ツイてない女」を演じる!
檀が今回演じるのは、効果絶大と噂される「開運メガネ」なる商品を売るカリスマ女社長・桃瀬多恵子だ。
実は多恵子、開運メガネを売っているのに、自称「ツイてない女」。
自らわざとツイていないシチュエーションを演出している疑惑も一部ある半面、「健気に支えてきた一発屋歌手の夫・蝙蝠ユキオ(前野健太)に13股をかけられていた」という逸話があったり、果ては蝙蝠が殺された時効事件で霧山から疑いの目を注がれたりと、荒い波風が立ちっぱなしの人物だ。
この役どころについて檀は、次のようにコメントした。
「多恵子は突然、突拍子もないことをしてしまう人で…。『私はツイてないのよ』と言いながら、わざとお財布を忘れたり、バナナの皮をカバンから出して踏んで転ぼうとしたり…と、人として心がまったくつながらないキャラクターなんです(笑)。
だから、役作りも今までとはテイストが違いましたね。イメージを膨らませて…というよりは、台本に沿って、楽しく見ていただけるように役を作れたらな、と思いました」
そして、オダギリ・麻生とも初共演を果たした檀。撮影現場では、2人の名コンビぶりにほれぼれしたそうだ。
「お芝居をしていてもお互いの空気感がふわっと寄り添って、ピタッと合うんです。現場でもとってもいい雰囲気で、お2人で『ここはこうしようか、ああしようか』と相談しつつ、劇中のやりとりを作ってらっしゃるんですよ。そんなお2人をはたから見ながら、『ずっと一緒に積み重ねてきた結果なんだなぁ。素敵だなぁ』と思っていました」と、微笑ましそうに回顧する。
なお今回の演出は、映画『愛がなんだ』が異例の大ヒットを記録した恋愛映画の旗手・今泉力哉監督。
さらに、殺された人気メガネ歌手・蝙蝠ユキオ役には、フジロック・サマーソニックなど大型ロックフェスにも出演し、色気のある歌声で多くのファンを熱狂させ続けるシンガーソングライター・前野健太を起用。『時効警察』のために書き下ろしたオリジナル曲2曲をドラマ内で初披露する。
※番組情報:『時効警察はじめました』第7話
2019年11月29日(金)午後11:15~深夜0:15放送、テレビ朝日系24局(※一部地域を除く)