加藤茶の45歳年下妻・綾菜、夫の貯金額は「チョットだけよ」
過去に大きな失敗をやらかした“しくじり先生”たちが自らのしくじった経験をさらけ出し、人生の教訓を伝授してくれる反面教師バラエティー『しくじり先生 俺みたいになるな!!』。
11月18日(月)の放送では、お笑い界の大御所、加藤茶の妻・綾菜が登壇。 “全然結婚を認めてもらえない先生”として授業を行った。
広島県出身で、現在31歳の加藤綾菜は大学時代、都内の高級割烹料理店でアルバイトとして働いていたときに常連客だった加藤茶と出会い、2011年、23歳で結婚。今年、結婚9年目をむかえた。
結婚を公表したときは45歳という年齢差もあって、“カトちゃんの財産を狙う女”と憶測を呼び、日本中から大バッシング。祝福を受けるどころか、世間からまったく結婚を認めてもらえなかったと振り返る。
◆最初のしくじりは、結婚を秘密にしたこと!
出会ってすぐに波長が合い、本人としては、いたって順調に交際から結婚へ進んだと感じている様子だった。半年もの間、カトちゃんの親友で、ドリフターズ初代メンバー・小野ヤスシと名優・左とん平が常に同伴するデートをしてきたという仰天エピソードなども交え、授業は進行。
やがて話題は、彼女がなぜこんなにも怪しまれてしまったのかに移り、日本中に“ヤバイ妻”という疑惑を抱かせてしまったしくじりも公開した。
世間に最悪のイメージを植えつけてしまった最初のミスは、家族や勤務先に報告する前に婚姻届けを提出し、その後も結婚を公表しなかったこと。そのせいで入籍から5か月後、結婚をマスコミにすっぱ抜かれ、彼女の存在は世間の知るところとなり、加藤夫妻の悲劇は始まった。45歳も年下ということから「絶対に財産目当てだ」と世間の憶測をかき立ててしまったのだ。
このしくじりを踏まえたうえで、「謎は人の興味を生む! 周囲に自分たちの関係を表明することが大事」だという教訓を述べた。
◆カトちゃんの「貯金額はチョットだけよ」
マスコミにすっぱ抜かれ、期せずして“結婚バレ”してしまった。自分からもきちんと結婚について発信しようとブログに記事を上げたが、そこで使ったカトちゃんとのツーショットは、あろうことか目をクリクリに加工したプリクラ写真だったため、世間からはさらなる不興を買う結果に。
その後も、ド派手な衣装でテレビに出演したり、高カロリー料理の写真をブログに投稿したり、着実にお金目当てのヤバい妻と誤解されるしくじりを重ねる。
やがて愛用の自転車がボコボコにされて庭の木に吊るされるという、恐怖の嫌がらせまで発生。そんな悲劇も、自分の軽率な行動が招いた結果だと猛省する彼女は、「私は世間から遺産や保険金目当てだと言われていますが…」と前置きし、「貯金額は“チョットだけよ”」と愛する夫の定番ネタをポーズ付きで引用して、“みんなが思っているほどカトちゃんにはお金がない”ことを明かした。
カトちゃんの気前の良さは芸能界でも有名な話で、飲み屋さんで知らないお客さんたちの分までおごったり、ラスベガスでVIP待遇されるほどお金を落としたりしてきたせいで、結婚直後は彼女も驚くほど貯金が少なかったそうだ。
◆夫の大病から奇跡の復活を経て深まった絆
授業後半、彼女は夫の闘病生活についても激白。2014年、突然、病に倒れたカトちゃん。3ヶ月にも及んだ入院生活で弱気になったせいか、「俺が死んだらすぐに再婚して子どもを作りなさい」と妻に告げたそうです。
妻である自分のことを第一に考えてくれたその言葉に胸を打たれた綾菜は、何とかして夫を元気づけたいと献身的に支え続けた。そのおかげもあり、医師から完治は難しいと言われていたにもかかわらず、見事に大病を克服。
この闘病経験を経て、夫婦の絆がより強まったと確信。最近では夫婦の仲を認めてくれる人も徐々に現れるようになっているそうだ。
そして最後に、結婚や交際を反対されているカップルたちに向け「1日1日を楽しく生きていこうと思います」と朗らかに述べた彼女は、「結婚は一生かけてするもの。仲良く暮らすには夫婦ならではの思いやりが必要」という教訓で今回の授業を終えた。
また、地上波放送直後、深夜0:45からお送りしている『Abemaビデオ』では、加藤綾菜先生による授業の“完全版”をオンエア。
さらに、大好評オリジナル企画『お笑い研究部』も展開し、『平場でのキャラの活かし方を考える!!』の第3弾をお届け。今回は『キングオブコント2019』で披露した腹話術人形“ふくちゃん”ネタが大人気のゾフィーが登場する。
※番組情報:『しくじり先生 俺みたいになるな!!』
毎週月曜日 深夜0:15~深夜0:45、テレビ朝日
※AbemaTVの完全版は、「Abemaビデオ」で配信