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初年度の経済効果、約125億円!激しさ&美しさが魅力のヨット国別対抗戦「SailGP」

今年2019年からスタートし、初年度の経済効果は約125億円(1億1500万米ドル)。世界5都市で行われ、会場観客だけでも約13万3000人を動員した“世界大会”があるのをご存知だろうか?

その大会とは、セーリングの国別対抗戦「SailGP」だ。

©SailGP

セーリングとは、帆が受ける風の力だけで舟艇が水上を滑走する競技のこと。日本では一般的に“ヨット”と呼ばれる舟艇で行われる。

しかし、多くの人がイメージするような“ゆっくりと優雅に海を漂う”ヨットとは違い、ここで話題にするのはハイスピードなヨットレース。「海のF1」とも言われる、速く熱く激しい競技だ。

◆海上で“空を飛ぶ”。激しいスピードレース

SailGPに出場するのは、全長約15mある最先端技術を搭載した舟艇だ。そしてこのレースでは、まさに「ヨットが空を飛ぶ」と表すべき驚きの光景を目にすることができる。

©SailGP

舟艇に乗る屈強なセーラーたちが“フォイル”と呼ばれる水中翼を操ると、舟艇は水面から上昇。まさに飛行機のように滑空するその際のスピードは、時速100km以上になることもあるという。

さらに、舟艇同士が接触するギリギリを攻めたり、ときには勢い余って転覆したりと、F1をはじめとしたモータースポーツと同じくスリルにもあふれている。

「自然の風」と「5人のセーラーたち」だけで舟艇を動かし、海の上で国を背負って戦う。それがSailGPという大会だ。

©SailGP

◆日本チームは、第3戦優勝も含む好成績

2019年2月よりスタートした今年のSailGPには、計6カ国が出場した。イギリス、オーストラリア、アメリカ、フランス、中国、そして日本だ。

©SailGP

シドニー(オーストラリア)、サンフランシスコ(アメリカ)、ニューヨーク(アメリカ)、カウズ(イギリス)、マルセイユ(フランス)と、世界屈指の美しい街並みをバックに行われた全5戦。

才能ある日本人セーラーと経験豊富な外国人セーラーで構成された「ジャパンSailGPチーム」は、6月にマンハッタンの摩天楼をのぞむハドソン川を舞台に行われた第3戦ニューヨーク大会で悲願の初優勝。

©SailGP

そして、9月に行われた最終第5戦マルセイユ大会でオーストラリアとともに決勝進出を果たし、優勝賞金約1億円(100万米ドル)をかけた決勝マッチレースに臨んだものの、終盤でオーストラリアに逆転を許す展開に。

総合優勝(SailGP初代チャンピオン)はオーストラリアにゆずったが、総合2位という結果で、世界中のセーリングファンに強豪国の1国としてしっかりと印象を残しシーズンを終えている。

©SailGP

「ヨットが空を飛ぶ」という今まで目にしたことがない光景、スリルたっぷりな激しいスピードレース、そして、海からのぞむ美しく壮大な街並み…。

目の肥えたスポーツファンにとっても新鮮な驚きにあふれたSailGP。今後ますます世界的に盛り上がっていくであろう展開に注目したい。

※配信情報:
「テレ朝動画」では、SailGP全5戦を振り返るハイライト動画を無料配信中。世界の海で繰り広げられるハイスピードヨットレース、ぜひ一度味わってみては?(詳しくは、特設サイトへ)

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