掃除道具でオーケストラと共演!夢かなえた夫婦に立川志らくも感動「心を鷲掴みに…」
プロの演奏家でも滅多に共演できないオーケストラ。そんなオーケストラと共演したいという夢がかなう――。
10月20日(日)午前10時に放送される『題名のない音楽会 ~オーケストラと夢をかなえる夢響2019』では、全国各地のオーディションで選ばれた6組の視聴者が夢をかなえ、オーケストラと共演する模様がたっぷり1時間放送される。
◆審査基準は“熱意”!リハなしの一発勝負
テレビ朝日の最長寿番組『題名のない音楽会』で行われた、夢をかなえる音楽会「夢響2019」。
この企画では、全国6箇所でオーディションを開催。「オーケストラと共演したい」という夢をもつ749組の応募があり、“熱意”という審査基準のもと今回は6組が選ばれた。
10歳の少年から54歳の女性まで、音楽を心から愛する6組が、原田慶太楼氏の指揮、東京交響楽団の演奏のもと夢の舞台に臨む。
しかも、本番はリハーサルなしの一発勝負! 指揮の原田氏も「夢をリハーサルしてはいけない」と話すように、一度もオーケストラと合わせていない状態で舞台に立つことになる。
そんな状況で堂々と演奏し歌う出場者たちの勇姿に注目だ!
◆掃除道具でオーケストラと共演!夫婦愛に感動
出場者たちがフルートやチェロを手に舞台に上がるなか、なぜか掃除道具の“ほうき”と“はたき”を持って現れたのは、夫は41歳・妻は35歳という夫婦。
実は2人がもつ掃除道具の中身には赤外線センサーが内蔵されており、手をかざすとエレキギターのような音が鳴る“ほうき”と振るだけでリズムを奏でる“はたき”は、その摩訶不思議さでオーディション時に審査員の度肝を抜いた。
中学生の頃、ギタリストになる夢を見て掃除の時間に“ほうき”をギターに見立てかき鳴らしていたという夫。今回この自作の楽器でオーケストラと演奏するのは、2年前に人生に悩んだときに書いたという、こちらも“自作”の曲だ。
「ほうきギターをやっていた頃のように夢を見たい」という思いで作った1曲の演奏が始まると…。
審査員を務めたソプラニスタ・岡本知高は、夫婦が心の底から楽しそうに夢をかなえる姿を見て思わず涙を流す。
さらに、見届け人として出演した落語家・立川志らくも、「最初は掃除道具を持ってるから“イタい夫婦”が出てきたなと思ったんですけど…」と話し会場の笑いを誘いつつ、演奏に没頭する夫とそれを嬉しそうに見ながらリズムを刻む妻の姿から垣間見られる“夫婦愛”に「心を鷲掴みにされた」とコメント。
演奏後に妻が、「結婚したとき、こんな瞬間が人生の延長線上にあると思ってなかったです」としみじみ話した“感動”の演奏、必見だ。
◆“歌”で会場がひとつに!
このほか今回の「夢響2019」には、見届け人の古坂大魔王が「かっこいい!」と快哉を叫んだ13歳のテューバ女子、子どもたちに夢はかなうと伝えたい幼稚園の先生、世界的プロが認めた10歳のチェリスト、オーケストラ団員も巻き込んだアイデア満載のステージで盛り上げる2人組が登場。
最後には、「人生を救ってくれた名曲をオーケストラと共に歌いたい」という54歳の女性がエディット・ピアフの名曲『水に流して』を歌い上げ、その歌声と明るさで会場をひとつにする。
音楽の素晴らしさを感じずにはいられない1時間になること間違いなしだ!
※番組情報:『題名のない音楽会 ~オーケストラと夢をかなえる夢響2019』
2019年10月20日(日)午前10:00~11:00、テレビ朝日系列24局同時間ネット
※BS朝日では10月26日(土)午後1時より放送