2030年までに、持続可能でよりよい世界を目指す国際目標「SDGs」。
テレビ朝日の番組『しあわせのたね。』では、さまざまな課題に取り組み、くらしを未来へ紡ぐ“はじめの一歩”を実践する人たちを紹介している。
今回取り上げるのは、思い出の洋服を愛犬の服にリメイクするブランド『FLAFFY』のCEO・廣田智沙さん。
廣田さん:「わたしたちはお客様の大切なお洋服を愛犬の体型に合わせて1点1点オーダーメイドでリメイクしています」
幼い頃から犬と一緒に生活していた廣田さん。
「思い出が詰まった大切な服を愛犬に引き継ぎたい」「家族みんなでお揃いの服を着たい」など、さまざまな想いに寄り添いながら、愛犬へ洋服を受け継ぐ手伝いをしている。
そんなサービスを利用した人は…。
利用者:「これ、妻からもらったフリースなんですよ。僕が着られなくなってしまって。僕らがこれまで使ってきたものをワンちゃんが着てくれるというのはすごく嬉しいなと思います」
◆犬の服はあまりこだわって作られていない
廣田さんがこのブランドを立ち上げたきっかけは、アパレルブランドに勤めていたときに“犬の服は人の服に比べてあまりこだわって作られていない”と気づいたことだった。
廣田さん:「人間の洋服は品質基準がかなりしっかりあるんですけれど、ワンちゃんの洋服にはまだ(品質基準が)ないことに少し疑問を感じて、このFLAFFYという事業を始めました」
人間の服をただ小さくするのではなく、プロのデザイナーとパタンナーの手で愛犬にフィットする“世界にただひとつの服”に仕立てている。
愛犬へ洋服を渡すことで家族の絆を深める手伝いをしている廣田さんが未来に叶えたい夢は?
廣田さん:「ヒトとイヌが飼う飼われるという関係ではなく、よりフラットな関係を築けると、弊社の事業を通して世の中に伝えていきたいと思います」
なお、次回7月1日(土)放送の『しあわせのたね。』は、「もったいないとやさしさで成り立つおすそわけ食堂」を特集する。
※番組情報:『しあわせのたね。』
毎週土曜 午前9:55、テレビ朝日(※一部地域を除く)