2030年までに、持続可能でよりよい世界を目指す国際目標「SDGs」。
テレビ朝日の番組『しあわせのたね。』では、さまざまな課題に取り組み、くらしを未来へ紡ぐ“はじめの一歩”を実践する人たちを紹介している。
今回取り上げるのは、東京マラソン財団の事業本部で働く吉川紗希さん。
吉川さんは、東京マラソンのコースを彩った約200枚のフラッグをレース後に回収し、トートバッグなどにアップサイクルしている。
スタイリッシュなデザインが特徴で、毎年完売してしまうほどの人気商品だそう。
吉川さん:「東京マラソンとしてSDGsの取り組みを行う中で、今まではフラッグを捨ててしまっていたんですけれど、小物やバッグにアップサイクルできるんじゃないかという意見がありまして、2019大会のフラッグからアップサイクルをはじめました」
縫製は障がいを持つ方が担当。東京の一大イベントに携われると、みな楽しく作っているそう。
東京マラソンの思い出をアップサイクルで形に残す吉川さんが、未来に叶えたい夢は?
吉川さん:「メダルの紐やフィニッシュテープなど、まずは布製のものからですけれど、使ってくれるボランティアやランナーの意見もどこかで取り入れて、この大会にどんどんいろいろな方を巻き込んで、アップサイクルのバックを作っていければいいなと思っています」
なお、次回4月15日(土)放送の『しあわせのたね。』では、学習意欲をシェアできる学べるカフェを営む夫婦を特集する。
※番組情報:『しあわせのたね。』
毎週土曜 午前9:55、テレビ朝日(※一部地域を除く)