2030年までに、持続可能でよりよい世界を目指す国際目標「SDGs」。
テレビ朝日の番組『しあわせのたね。』 では、さまざまな課題に取り組み、くらしを未来へ紡ぐ“はじめの一歩”を実践する人たちを紹介している。
今回取り上げるのは、ウェディングドレスなど人生の節目で着用した思い出の洋服をリメイクしている熊谷裕美さん。
「今回はこちらのウェディングドレスから、ベビードレスとカチュームにリメイクしていきたいと思います。こちらのドレスは裾のレースが特徴的なので、レースを活かしたドレスを作っていきたいと思います」(熊谷さん)
ハレの日の思い出がたっぷり詰まったドレスを、刺繍を活かしたかわいらしい子ども用ドレスにリメイク!
依頼した客からは「結婚式の思い出がよみがえって幸せな気分になる」と喜ばれている。
◆「もう1度夢を吹き込めたら」
熊谷さんがこの仕事をはじめたのは、ウェディングドレスに対してこんな思いを抱いたことがきっかけだった。
「ウェディングドレスは1度結婚式で着用すると使い道がないのでもったいないなと思いまして、やっぱりドレスの素材はいい素材がたくさんありますので、それを活かして輝いたドレスにもう1度夢を吹き込めたらいいなと思ってリメイクを考えました」(熊谷さん)
これまで2000着以上のドレスをリメイクしてきた熊谷さん。ベビードレスのほかに、ジュエリーボックスやポーチなど、さまざまなアイテムに生まれ変わらせ、思い出を受け継ぐ手伝いをしている。
そんな熊谷さんが未来に叶えたい夢は?
「今、新社屋を建設中で、そちらでは店舗も作る予定です。お客さまに直接お越しいただいて、デザインの段階から打ち合わせをしたり、もの作りに参加していただいて、一緒にドレスを作っていけたらいいなと思っています」
なお、次回8月20日(土)の放送の『しあわせのたね。』では、地球環境に優しいサッカースタジアム作りに取り組んでいる人を特集する。
※番組情報:『しあわせのたね。』
毎週土曜 午前9:55、テレビ朝日(※一部地域を除く)