2030年までに、持続可能でよりよい世界を目指す国際目標「SDGs」。
テレビ朝日の番組『しあわせのたね。』では、さまざまな課題に取り組み、くらしを未来へ紡ぐ“はじめの一歩”を実践する人たちを紹介している。
11月1日(月)の放送では、着物を通して思い出作りの手伝いをしている女性を特集した。
◆無料に驚き!着付けボランティア
「月に1回、七五三や成人式の振袖の着付けをするボランティアをしています。コロナ禍で式典に行けなかったり、お祝いのタイミングを逃してしまった方のための着付けです」
そう話すのは、自身が主宰する着付け教室の生徒と一緒に着付けボランティアをしている小西歩さん。
小西さんの着付け教室では、着物のレンタルから着付け、写真撮影まですべて無料でできる。
「着付けの上達には実践経験を積むのが大切です。この活動を通じてスクール生は経験を積むことができて、参加者の方にもよろこんでいただけるのでお互いにハッピーです」
◆着られなかった人の思い出作りに
小西さんには、この活動をはじめてから忘れられない親子がいる。
「3歳の時に(七五三の)お祝いができなかったお子さんがいらっしゃって、『すごく記念に残りました』と涙ぐんでいた方がいました。忘れられない親子です」
着物を身近に楽しめて、かけがえのない思い出に…。そんな思い出作りの手伝いをしている小西さんが、未来に叶えたい夢は?
「お子さんの成長のお祝いは、とても大事なものだと思います。やりたいと思ったときにやってもらえたらいいなと思いますし、たくさんの方に参加していただきたいです」
なお、『しあわせのたね。』次回11月8日(月)の放送では、家にある空き箱や道具を使って、おもちゃを作る手作りおもちゃ作家を特集する。
※番組情報:『しあわせのたね。』
毎週月曜日 深夜0時45分放送、テレビ朝日(※一部地域を除く)