“冷凍”と“サブスク”で焼き立てパンの美味しさを自宅で再現!パン屋の未来を変えるユニークなサービス

2030年までに、持続可能でよりよい世界を目指す国際目標「SDGs」。

テレビ朝日の番組『しあわせのたね。』では、さまざまな課題に取り組み、くらしを未来へ紡ぐ“はじめの一歩”を実践する人たちを紹介している。

10月18日(月)の放送では、地域のパン屋に変化を生み出すユニークなサービスを特集した。

◆美味しい焼き立てパンを冷凍で配送

「パンを食べたい方・作りたい方・売りたい方“三方良し”をつなぐサービスをやらせてもらっています」

そう話すのは、株式会社パンフォーユー代表取締役の矢野健太さん。パンでみんなをつなぐとは、いったいどんなことだろう?

「地域のパン屋さんで作られたパンを冷凍して個人宅にサブスクでお届けしたり、オフィスに冷凍庫を設置して福利厚生で楽しんでもらうサービスを提供しています」(矢野さん)

独自の冷凍技術で美味しいパンを瞬間冷凍。美味しさはもちろん香りまでも閉じ込めて、自宅やオフィスで味わえるという。食べる分だけ解凍すると、フードロスも防げる。

◆パン屋の働き方も変えるかも?

矢野さんがこのサービスをはじめたきっかけは、パンの“本当の美味しさ”に出会ったことだった。

「はじめてパン屋さんのパンをしっかり向き合って食べる機会がありまして、こんなに美味しいのかと。結構美味しいものを食べてきたはずなのに知らなかった。同じような人がたくさんいるだろうと。かつ冷凍で流通させることができるのを知ったことがきっかけですね」(矢野さん)

パン屋×冷凍×サブスクで、美味しいパンにもっと可能性を。そんな矢野さんが未来に叶えたい夢は?

パンを焼いても売れるかどうかわからない。そこを“冷凍”と“サブスク”といったビジネスモデルを活用して、より働きやすくパン作りに励めるような世界を創りたいと思っています」(矢野さん)

なお、『しあわせのたね。』次回10月25日(月)の放送では、捨てられる花の“第二の人生”をつくっている人を特集する。

番組本編をYouTubeで配信中!

番組情報:『しあわせのたね。
毎週月曜日 深夜0時45分放送、テレビ朝日(※一部地域を除く)

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