2030年までに、持続可能でよりよい世界を目指す国際目標「SDGs」。
テレビ朝日の番組『しあわせのたね。』では、さまざまな課題に取り組み、くらしを未来へ紡ぐ“はじめの一歩”を実践する人たちを紹介している。
5月15日(土)の放送では、“あるセレクトショップ”を運営する女性たちを特集した。
◆おしゃれとエコを両立できる生活雑貨
赤井えりさんと千葉さいなさんは、「ミニマルリビングトーキョー」という環境に優しい雑貨を扱うショップを運営している。
「お店のコンセプトは、“ゼロウェイスト(ゴミ自体を生み出さない)とプラスチックフリー(プラスチックを使用しない)”。生産背景や労働者への配慮も考えたうえで、おしゃれでカワイくて環境に優しい製品を扱っています」(赤井さん)
店内には、おしゃれでシンプルなデザインの雑貨がたくさん。なかでもイチオシは固形の食器用洗剤だ。
「環境に配慮して作られていて、パッケージも紙で、洗剤も含め生分解性です」(赤井さん)
徹底して環境に負荷がかからない商品をセレクトしている彼女たち。お客さんからの共感や応援が、製品選びや活動の原動力になっている。
◆子どもたちの未来のために「簡単なエコ」を
そんなふたりが店の運営をはじめたきっかけは、子育てをするなかで得た“気付き”だった。
「(親になって)将来どういう世界で子どもたちが育つんだろうというのを考えていくと、みんなが簡単にできるエコを広めようと思った」(千葉さん)
とはいえ、まだまだ「エコって難しそう」という勘違いから敬遠されてしまうこともあるそう。未来に叶えたい夢について、次のように語った。
「ミニマルリビングが本当にたくさんの人のきっかけになってほしい」(千葉さん)
「かわいいな、よさそうだなと思ったものが環境にいいものだったら、生活に取り入れやすいうえに“エコ”できる。誰もが楽しみながら実践できるのは、とても大事なことだと思う」(赤井さん)
なお、『しあわせのたね。』次回5月29日(土)の放送では、自然の楽しさを知ってほしいと活動する富良野自然塾のインストラクターを特集する。
※番組情報:『しあわせのたね。』
毎週土曜日 午前9:55~10:00放送、テレビ朝日(※一部地域を除く)