認知症リスクに関わる“聴力低下”。1つでも当てはまれば要注意? 専門家が挙げる4つのサイン
普段は教える立場の林修が“生徒”となり、専門家から「今、知りたい」知識を学ぶ『林修の今知りたいでしょ!』。
10月29日(木)の放送では、最新研究でわかってきた「認知症の新常識」を特集。認知症研究のスペシャリストたちが、日常生活のなかで気をつけたいリスクについて解説した。
そのひとつが「聴力の低下」。実はその影響は、単なる“聞こえにくさ”だけではないそうで…。

【映像】スタジオでは専門家監修「聴力年齢チェック」も。あなたの聴力は何歳相当?
番組ではまず、スタジオの出演者たちが「聴力低下のサイン」をチェック。以下の4項目が紹介された。
(1)突然話しかけられると「え?」と聞き返すことが増えた
(2)体温計などの電子音に気づかないことが増えた
(3)「声が大きい」と言われることが増えた
(4)大勢がいる場所だと聞き取りにくくなった
61歳の林修はいずれにも該当しなかったが、ほかの出演者からは手が上がる項目も。なお、ひとつでも当てはまる場合は聴力が低下している可能性があるという。
続いて番組では、聴力低下と認知症の関係を紹介。
2024年に世界的な医学誌『The Lancet』で発表された報告書では、認知症の14の修正可能なリスク要因について、集団全体の認知症発症にどの程度関わっているかを示す「人口寄与割合」を推計。その結果、難聴と高LDLコレステロールの割合が最も大きいとされた。
これは、番組の街頭インタビューでも挙げられた「社会的孤立」「高血圧」「過度の飲酒」などを上回る割合だ。
聴力低下が認知症に関係する理由について、慶應義塾大学病院聴覚センター長の大石直樹氏は、聴力が低下すると脳に入る音の情報が少なくなり、それに伴って脳への刺激も減ると説明した。
大石氏らの研究チームは、聴力と認知機能の関係を調査。その結果、認知症リスクとの関連がみられる聴力レベルの目安として、約40dBが示されたという。番組では、少し離れた人の声や小さめの声が聞き取りにくくなる程度と説明された。
聴力低下の原因は加齢だけではない。イヤホンやヘッドホンで大きな音を長時間聞き続けると、音を電気信号に変えて脳へ伝える「有毛細胞」が傷つくことがあるため、大音量での長時間の使用は控えるよう呼びかけられた。
一方、認知機能の維持に役立つ可能性がある手段として大石氏が挙げたのが、補聴器だ。
補聴器を使うことで、これまで脳に届きにくくなっていた音の刺激を届けることができ、認知機能の維持に有効ではないかと考えられているという。
スタジオでは、林が最新の補聴器を実際に装着。「おしゃれですね。イヤホンと区別つかない」「めちゃくちゃ軽い」と、その進化に驚いていた。
番組ではこのほか、認知機能の低下を防ぐ効果が期待されている“あるダンス”を、専門家の監修のもと、出演者たちが実践する様子も紹介されている。
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※番組情報:『林修の今知りたいでしょ!』
毎週木曜よる7時、テレビ朝日系24局(※一部地域を除く)