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「その5日後に亡くなられたんです」中井貴一が忘れられない名優との思い出 黒柳徹子も涙

2月4日(水)に放送された『徹子の部屋』に、中井貴一が登場。自身の生き方に大きな影響を与えた先輩・緒形拳さんとの最期の思い出を語った。

中井が忘れられないと語るのは、緒形さんの遺作となったドラマ『風のガーデン』での共演だ。病気で亡くなっていく息子役を中井が、その父を緒形さんが演じた。

「1カ月に1回お会いしていたんですけど、『どうなさったんですか?』っていうぐらい毎月、毎月痩せていかれたんです。僕も痩せないといけないのに、追いつかないくらい緒形さんは痩せていかれました」(中井)

緒形さんは病に侵されながらも、そのことを監督以外には言わずに現場に立ち続けたという。「クランクアップして、制作発表をして、その晩に打ち上げをして、その5日後くらいに亡くなられたんです」と中井が明かすと、黒柳は「えっ本当に!?」と驚きを隠せなかった。

中井によると、撮影期間中は「ロケに行くなんてとんでもない」と医師から止められていた。しかし、緒形さんがロケに行って帰ってくると、なぜか検査の数値がよくなっていたそう。

「本当に芝居をすることがお好きだったんだろうなと思いました。言葉ではなく生き方でいろんなことを教えてもらった先輩です」としみじみ振り返っていた。

番組では、緒形さんが2005年に出演した際の貴重なVTRを紹介。19歳で亡くなった兄と、その死を悲しむ母について語る場面が流れた。

「お兄様が亡くなった時のお母様の悲しみがあまりにも大きかったので代わりに(俳優になった?)」と尋ねる黒柳に、緒形さんは「そうでもないんですけど…」と返しながら、こんな出来事を語った。

「父親はワーワー泣くんですけど、母親は『なんのことはないわよ』ってシレっとしているんですね。でもある日一緒に電車に乗っていたら、突然ある人のところにパっと行って、しょんぼりして僕のところに帰ってきたんです。『(亡くなった兄)かと思ったら違ってた』って。そういう話ってあるんだなって。悲しかったですね」

この緒形さんの言葉に黒柳は聞き入り、「…そうね…」と声を震わせ、涙を浮かべていた。

VTRを観た中井は、あらためて「役者として、こんな生き様ができるかなってすごく思わせてもらった。あんな潔い生き方ってできないだろうな」と故人を偲び、最期となったやり取りを明かした。

「打ち上げが終わって僕がお送りした時に、緒形さんが振り向いて『またな』っておしゃったんですよ。『はい。こちらこそお願いします』って。それが最後のやり取りでした」

また、番組ではもう一人の恩人・津川雅彦さんについても語っている。津川さんの監督映画『寝ずの番』に出演するまでの葛藤に黒柳が大爆笑していた。

『徹子の部屋』最新回は、TVerにて無料配信中!(期間限定)

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番組情報:『徹子の部屋

毎週月曜~金曜 午後1:00~午後1:30、テレビ朝日系列

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