TENGAを自分たちの手で。「障害者の性の悩み」から生まれた画期的な取り組み

TENGAを自分たちの手で。「障害者の性の悩み」から生まれた画期的な取り組み

テレビ朝日の番組『しあわせのたね。』では、さまざまな「SDGs」の課題に取り組み、暮らしを未来へ紡ぐ“はじめの一歩”を踏み出した人たちを紹介している。

今回取り上げるのは、障害のある人がモノづくりの技術を学びながら働き、収入を得ることができる福祉施設を立ち上げた、TENGA代表取締役・松本光一さん。

多様な人たちに向けた商品やサービスを展開してきたTENGAは、2022年に障害者の就労支援を行う「able! project(エイブルプロジェクト)」をスタートさせた。

独自に開発した福祉施設「able! FACTORY(エイブルファクトリー)」では、障害のある人が自らの手で生み出した製品に付加価値をつけ、適正な価格で販売している。

「障害のある方が抱える性の悩みの解決に取り組むなかで、障害のある方の働く環境にもたくさんの課題があることを知りました。まずは、みんなが得られる収入をアップさせたい。その人の能力を発揮できる環境の中で仕事ができるようになった喜びが、周りの人の喜びにも繋がっていることを感じてもらいたい。それらを実現する場所を作りたいと思ったのが、この取り組みを始めたきっかけです」(松本さん)

従来の就労支援施設では、職員が工数をかけずに教えられる簡単な軽作業が中心で、仕事の主体は職員側にあった。しかし、ここでは個々の才能を伸ばし、作り手の個性が表れる製品を販売している。

売上の一部は障害者支援に充てられており、障害のあるアーティストがパッケージを手掛けた「able! TENGA」が1個売れるごとに100円が寄付されるという。

また、敷地内にあるドッグカフェでは、障害のある人がスタッフとして働き、さまざまな人が交流できる場になっている。店舗スタッフとして働く南條廣さんは、「たくさんの仕事の中からやってみたいことに挑戦できて、毎日が充実しています」とやりがいを語った。

松本さんが未来に叶えたい夢は?

「僕たちはこの取り組みを通して、障害がある人が生きることそのものをより楽しめるようにしていきたいと思っています。最終的に障害のある人も、そうでない人も、お互いに多様性を認め合える社会になってほしいと思っています」

なお、『しあわせのたね。』次回2月7日(土)の放送では、国籍や性別を問わず誰もが“愛を表現できる場”を提供したいと考え、従来の形にとらわれない“愛の誓い”をプロデュースする人物が紹介される。

番組本編をYouTubeで配信中!

番組情報:『しあわせのたね。
毎週土曜 午前9:55、テレビ朝日(※一部地域を除く)

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