衝撃の「33対4」…阪神ファンが今も怒る20年前の屈辱 元ロッテ・里崎智也が回顧「待機時間も勝敗に影響した」
いよいよ本日開幕する日本シリーズ。今年は阪神タイガースとソフトバンクが日本一を懸けて対戦する。
スポーツ界の“オフレコ話”を深掘りする番組『オフレコスポーツ』。10月24日(金)の放送では、2度の日本一を経験した元千葉ロッテマリーンズの里崎智也がゲスト出演し、日本シリーズの裏話について語っている。
番組冒頭、里崎は「今年の阪神タイガースはめちゃくちゃ強かったんですよ」と、セ・リーグを制した阪神の実力に言及した。
そのうえで「2005年、阪神タイガースと日本一決定する日本シリーズを戦ったんです」と切り出し、当時を振り返り「正直すごい楽勝でした」と笑いながら語った。
里崎が所属していた千葉ロッテと阪神タイガースは、2005年の日本シリーズで対戦。試合結果は、第1戦が「10-1」、第2戦が「10-0」、第3戦が「10-1」、第4戦が「3-2」とロッテが4連勝。合計33-4という、稀に見る大差での圧勝劇だった。
日本シリーズという大舞台で、なぜここまで差がついたのか。里崎は「阪神もちょっとかわいそうだったんですよ」と、当時の制度に原因があったと語った。
当時のセ・リーグは優勝チームがそのまま日本シリーズへ進出するのに対し、パ・リーグはクライマックスシリーズの前身であるプレーオフを戦わなければならなかった。
「セ・リーグは今年の阪神みたいに早々に優勝を決めて、1カ月以上パ・リーグの優勝チームが決まるまで待機。シーズン終わってるのに」(里崎)
「その待機時間もこの勝敗に影響した?」という質問に里崎はうなずき、当時の両チームの対照的な様子を次のように表現した。
「僕らはそのプレーオフの初戦、そしてファイナルステージと勝ち上がっていって、勢いも技術も気力も体力も充実したまま日本シリーズ突入。目バッキバキで行ってるわけですよ。でもタイガースは1カ月以上休んでいたので、虎が寝てました(笑)」
阪神タイガースのファンにとって、この出来事は今も屈辱として記憶に刻まれているよう。里崎は「今でもまだこの『33対4』がネットの中でずっと続いているんです。この20年間、タイガースファンがネットで炎上しながらキレてる」と話した。
そのほか番組では、今年の日本シリーズの結果も里崎が大胆予想。野球解説者・評論家として長年の実績を持つ里崎の予想にも注目だ。
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※番組情報:『オフレコスポーツ』(バラバラ大作戦)
毎週金曜 深夜2:43〜、テレビ朝日(※関東ローカル)











