テレ朝POST

次のエンタメを先回りするメディア
未来をここからプロジェクト
menu
「途方もない仕事を引受けてしまった」カナダ・リッチモンドで“歴史の遺物”を修復する男性

「途方もない仕事を引受けてしまった」カナダ・リッチモンドで“歴史の遺物”を修復する男性

世界各国の美しい港町や風景を伝える番組『港時間』。

7月19日(土)放送回では、カナダ・リッチモンドが特集された。

バンクーバーに隣接する川の町・リッチモンド。この町で、木造船の修復を専門とする工房「フェイバリット・ボートワークス」を訪ねた。

オーナーのライルさんは、私たちを見るなり「途方もない仕事を引受けてしまった」と、楽しそうに笑った。

その途方もない仕事とは、1935年に造られた木造船の修復。現存する最後の北極圏毛皮貿易船であり、カナダ海洋史の生きた遺物とされる船だ。

船体は老朽化が進み、修復というより一から作り直すような難しい仕事だそう。それでも、ライルさんは「やりがいがある」と、前向きな姿勢を見せる。

木造船が大好きなライルさんは、いつでも作業に取りかかれるよう、工房の2階に住んでいるという。

そんな仕事の合間にコツコツ進めているのが、1981年に造られた愛艇の修復だ。

こちらも船体が傷んでおり、「もう6年も修復しているんだ」と、やはり楽しそうに教えてくれた。

ライルさんは「この船で航海することが夢」と語る。

木造船に惜しみない愛を!

なお、次回7月26日(土)放送の『港時間』では、カナダ・バンクーバー島のカウチンベイマリーナを特集。

カナダで現存する最も古い運航可能なヨット「ドロシー号」。その元オーナーを紹介する。

※『港時間』最新回は、TVerにて無料配信中!(期間限定)
番組情報:『港時間
毎週土曜 よる10:54~11:00、テレビ朝日

(ABCでは毎週金曜 よる11:10~、メ~テレでは毎週日曜 午後5:25~に放送)

はてブ
LINE

トピックスTOPICS

おすすめ記事RECOMMEND