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『ポツンと一軒家』スタジオも感動…。住人亡き後も一軒家を守り続ける家族の物語

『ポツンと一軒家』スタジオも感動…。住人亡き後も一軒家を守り続ける家族の物語

日本各地の人里離れた場所になぜだかポツンと存在する一軒家と、そこに住まう人物の人生にも迫っていく番組『ポツンと一軒家』

6月15日(日)は、ゲストに竹内涼真と髙木菜那を迎えて放送される。

長崎県の深い山の中、扇形に切り拓かれた敷地にポツンと一軒家を発見。衛星写真では木々に覆われるような建物が確認でき、畑も手入れされているように見える。

最寄りの集落へとやってきた捜索隊は、地元住人への聞き込みから元自治会長の男性を紹介してもらい、衛星写真を確認してもらう。すると、住人はすでに亡くなっているそうだが、親戚が畑の世話をしていることが判明。

「行ってみますか?」という元自治会長の言葉に甘えさせてもらい、捜索隊は道案内をしてもらいながらポツンと一軒家を目指すことに。

山あいにある集落を抜けると、木々が生い茂る鬱蒼とした山道へ。しかも、急こう配の坂道には枯れ葉が積もっており、捜索隊はたびたびタイヤをスリップさせてしまう。

周囲には人の気配がまったくなく、元自治会長に案内をしてもらっていながらも「家があるような雰囲気じゃないですね…」と不安になるほどの山深さだ。

そんな道の先、なだらかな山の斜面を切り拓いた敷地に建物が見えてくる。今は誰も住んでいないというが、畑は整備されており手入れの行き届いた養蜂箱が設置されている。

元自治会長は一軒家を管理しているという親戚に連絡を取ってくれ、しかも親戚の自宅まで連れて行ってくれることに。

「15年ほど前に叔父が亡くなった後、無人になった家を管理しているんです」とにこやかに語るのは、ポツンと一軒家の元住人の甥。

「人が住まなくなったら家が傷むでしょう。荒らすのはもったいないですし、せっかく叔父が世話をしていた畑もある。好きなように使ってくれと言われていたのでね」と自宅のある麓の集落から毎日畑へと通っているのだとか。

捜索隊は甥に案内してもらいポツンと一軒家の畑へ。そこには、現在の一軒家の持ち主である長男が植樹したという桃や甘夏といった果樹が。

その長男は現在、愛知県で仕事をしながら暮らしているが、たびたびポツンと一軒家へと帰ってくるという。捜索隊は、長男が帰省するタイミングで、あらためてポツンと一軒家へ再訪することになるのだが…。

終戦後に戦後疎開でこの地にやってきた住人のライフストーリー、そして家族と親戚が力を合わせてこの地で暮らしてきた歴史にも触れていくなかで、スタジオは感動に包まれていく。

スタジオの竹内は「幼い頃からの思い出を受け継いでいって、なくさずに今も大切にしていてすごくいいなって思いました」とVTRの余韻に浸っていた。

※番組情報:『ポツンと一軒家
2025年6月15日(日)午後7:58~午後8:56、ABCテレビ・テレビ朝日系列にて全国ネット

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