冒頭4分で主要人物退場…ドラマ『魔物』最終話、予想外の開幕に困惑
日韓クリエイター共同制作の完全オリジナルドラマ『魔物(마물)』。
本作は、愛と欲望にまつわる過激なテーマをセンセーショナルに描くラブサスペンス作品。孤高の弁護士・華陣あやめ(かじん・あやめ)を麻生久美子が演じ、魅惑的な既婚者・源凍也(みなもと・いてや)を塩野瑛久が演じてきた。
6月13日(金)に放送された最終話では、ついにこれまで度々描かれてきたあやめ(麻生)の裁判の詳細が判明。開始4分でまさかの人物が殺害されたとわかり、衝撃的な幕開けとなっていた。
(以下、最終話のネタバレがあります)
◆「あれは何のために犯した罪だったんだろう…」
前回の終盤では、これまで暴力を繰り返してきた凍也(塩野)が、自分を罠にハメたあやめたちへの怒りを爆発させる展開に。階段から突き落とされたという最上陽子(神野三鈴)を発見したあやめが上の階に急ぐと、そこには凍也の姿があった。
そこから一気に時間が進み、なぜか血塗れのあやめが逮捕されたところで前回は終了。続きとなる最終回の冒頭では、第1話から度々挟まれていたあやめの裁判シーンがしっかり描かれた。
あやめは殺人事件の被告となっており、「あれは何のために犯した罪だったんだろう…」と第1話と同じ言葉をこぼす。そして「被告人、今検察官が読み上げた起訴状記載の事実に間違いはありませんか?」と尋ねられたあやめは、「私は、源凍也を…殺していません」と告げた。
映像では、力なく床に横たわる凍也が映し出され、物語の重要人物がすでに亡くなっている衝撃的な開幕だった。
その後、あやめが逮捕されるまでに何があったのかが明かされていく展開に。もはや誰が“魔物”かわからない、どんでん返しの連続の最終話となっていた。
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※番組情報:『魔物(마물)』