世の中の“妙にひっかかること”を論じて、偉大な哲学者ニーチェのように“それっぽい言葉”を残す番組『永野＆くるまのひっかかりニーチェ』。

6月11日（水）に放送された同番組では、永野、令和ロマン・髙比良くるま、三谷紬アナが“カリスマ”について意見をぶつけた。

そのなかで、三谷アナが「カリスマっぽい」とある芸人について言及すると、まさかの素直な見方にくるまが猛ツッコミを見せ…。

【映像】くるまがリンダカラーDenの“JOKER”を再現

視聴者からの「カリスマ性はどうやったら獲得できるのか？」という投稿から始まった議論で、まず三谷アナが「カリスマ性がある人って誰ですか？」と疑問を呈する。これに永野がランジャタイ・国崎和也の名前を挙げつつ、「国崎よりくるまのほうがカリスマ性がある」との見解を示した。

永野によると、国崎は「何を聞いても答えがあった」という一方で、「くるまの方が揺れてる感じがする」そう。考えの底が見えない人にカリスマ性を感じるのだとした。

しかし、くるまは「“カリスマ性がある”というのは、“トガってる”と一緒で悪口です」と否定的。具体性な指摘ができないときに使う曖昧な言葉であり、自身がそう言われても嬉しくないらしい。

三谷アナが「カリスマ性とは、ある部門においてめちゃくちゃすごい人からにじみ出るもの」であり、褒め言葉だと言っても、くるまは認めようとしない。そして「“JOKER”とかだよ？カリスマって」と、決めゼリフとともに“カリスマキャラ”でブレイクしたリンダカラー∞・Denの名前を挙げた。

「あれネタでやってるんだよ？」「カリスマってDenさんだから」と畳み掛けたくるまだったが、三谷アナは「（くるまより）Denさんのほうがカリスマっぽい」となぜか納得してしまう。これにくるまは「本当にちゃんとカリスマだと思ってるの？」と驚きつつ、「ボケになってないじゃん」と苦笑した。

キャラを真に受けてしまったかのような三谷アナの発言に、「（それだと）おもしろくないじゃん」「“誰が言ってんだよ”がおもろいのに」とくるまのツッコミはしばらく続いていた。

番組ではこのあと、「カリスマなんて詐欺師だ」という永野がカリスマ扱いされるミュージシャンに毒づく場面も。心酔するニルヴァーナのカート・コバーンについても赤裸々な思いを明かし…。

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※番組情報：『永野＆くるまのひっかかりニーチェ』
毎週水曜深夜1：58～、テレビ朝日（※関東ローカル）