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タモリ、伊勢丹新宿店の“デパ地下”を徹底取材!『タモリステーション』最新作

6月13日(金)、『タモリステーション』の最新作が放送される。

今回のテーマは、日本に誕生して103年――惣菜から弁当、手土産、スイーツまでさまざまなトレンドを生みだし、今や日本独自の食文化として定着している“デパ地下”。

近年、業績不振が報じられている百貨店業界だが、“デパ地下”自体はコロナ禍以降ますます需要が伸びており、今や百貨店の生き残りの切り札となっているのだ。

そんなデパ地下の“6つの進化と戦略”を『タモリステーション』ならではの独自取材で徹底解析。なぜデパ地下は我々を惹きつけてやまないのか――その秘密に迫っていく。

スタジオには、俳優・木村佳乃のほか、業界紙『デパート新聞』編集長・山田悟氏、デパ地下の裏の裏まで知り尽くした出店アドバイザー・福永輝彦氏を招き、解説を加えていく。

◆タモリが日本最大級のデパ地下を現場取材!

今回はタモリ自らデパ地下に出向き、現地取材するのが大きなみどころ。日本最大級の面積と売上を誇る伊勢丹新宿店を訪れ、実践形式でおもてなしの極意を紐解いていく。

デパ地下といえばなんといっても“お惣菜”だが、客の要望に応じた“量り売り”や華やかな盛り付けはデパ地下ならではの文化といわれ、販売員が長年培ってきた技術が生かされている。

タモリは惣菜の量り売りに挑戦。サラダ惣菜をぴったりのグラム数ではかる“職人技”で、タモリが意外な才能を発揮することに。

また近年、デパ地下は“DEPACHIKA”として海外の日本旅行ガイドにも紹介されインバウンド人気も高まっているが、外国人旅行客に好評なのは日本の包装技術。

包むのが難しい筒状の海苔缶も、達人の手にかかればわずか15秒で美しい包装が出来上がる。

タモリも見よう見まねで海苔缶のラッピングにチャレンジするが、はたしてうまくいくのか?

2つの体験を終えたタモリは、「量り売りは難しかったですね。店員さんはひとパックひとパック、彩りよく、美しく盛るんです。その細やかな気遣いが、客を楽しませるんですね。また、海苔缶の包装は缶がツルツルして滑るので安定せず、素人には至難の業。まさに鍛錬の賜物ですね」と感心しきりだ。

◆デパ地下の意外な成り立ちとは?

番組では、デパ地下の成り立ちや、そのグルメ史にも迫っていく。

そもそもデパ地下、つまり食料品売り場は、なぜ“地下”にあるのか? 歴史を探ると、デパートの地下は開業当初、まったく違う目的のスペースだったことが明らかに。100年以上前、はたしてデパ地下はどのように誕生したのか?

このほか、デパ地下の発展に密接に関わったといわれる地下鉄にもスポットを当て、地下鉄の開通・普及によりデパ地下が百貨店の“第2の玄関”へと変貌を遂げた経緯もたどっていく。

さらに、時代を彩ったデパ地下グルメの歴史も大公開。

今や差し入れの定番となったカツサンドや“イタ飯”ブームに乗って人気となったティラミス、健康志向に寄り添った30品目サラダなど、これまでさまざまなヒットグルメを生み出し、トレンドの火付け役を担ってきたデパ地下。その陰には、時代の変化を見据えた巧みな仕掛けが存在していた。

収録を終えたタモリは、「私も近くを通りかかったら買うものがなくても、ひとまずデパ地下に寄りますね。歩いているだけで楽しくて、結局、何か買いたくなっちゃうんですよね」と、デパ地下が内包する“ワクワク感”について語る。

そして、「デパ地下の魅力は“ちょっとした贅沢”。それも、手が届くぐらいの程よい贅沢感を刺激してくれる…。“消費”や“ブーム”というものが何たるか、デパ地下を見たらよくわかりますね」と、その戦略に舌を巻いていた。

※番組情報:『タモリステーション誕生103年 デパ地下進化論
2025年6月13日(金)よる8:00~9:48、テレビ朝日系24局

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