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『新幹線大爆破』の樋口真嗣監督、下積み時代にベテランの心をつかんだ衝撃差し入れ「これはウマイ!」

アルコ&ピースがMCをつとめ、文化人をゲストに呼んでその本性に迫るポッドキャスト番組『アルコ&ピースのしくじり学園放送室P』

4月22日から配信されている“#61”には、『シン・ゴジラ』や最新作『新幹線大爆破』が話題沸騰、特撮映画の巨匠・樋口真嗣監督が登場した。

爆破と怪獣をこよなく愛するひとりの少年は、いかにして特撮映画の巨匠となったのか。

幼少期から、テレビ番組の爆発シーンに「鼻血が出るほど大興奮」していたという樋口監督。

CM制作の仕事をしていた叔母に付いて映画制作のスタジオに潜り込み、爆発を間近で見学する日々をおくっていた。

「間近で爆発を見続けたい!」その一心から、正式なスタッフとして制作現場に入り込むことを決意した樋口監督。

内側に入り込むにあたって、先輩たちとの距離を詰めるきっかけとなった出来事があったという。

当時、火薬を扱う特殊効果部で“モグリ”で手伝いをしていた樋口監督。

仕事終わりに「反省会」と称した酒盛りが始まると、いわゆる“パシリ”として酒屋におつまみを買いに走った。

とはいえ、店頭に並ぶのはさきいかや鯖缶のような定番商品ばかり。

ある日、少し遠出してケンタッキーフライドチキンを買って行くと、「これはウマイ!」「樋口くん、あれまた買ってきて!」などと現場に衝撃が走ったそう。

特殊効果部のベテランたちにとって、揚げたてのチキンは初めての美味しさだった。

こうして先輩たちの心を鷲づかみにした樋口監督。

大物監督の人情味あふれる下積み時代の話を聴いたアルコ&ピースは、「いい話過ぎる!」「『シン・三丁目の夕日』じゃん!」と驚きを隠せない様子だった。

※配信情報:聴くテレ朝

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