「このマンガがすごい!」受賞の歴史マンガ『天幕のジャードゥーガル』TVアニメ化決定
トマトスープ原作、「スーフル」(秋田書店)連載中の『天幕のジャードゥーガル』は、宝島社「このマンガがすごい!2023」オンナ編で第1位を獲得したほか、「マンガ大賞」に2023年と2024年の2年連続でランクインを果たすなど、今大注目の歴史マンガ。
©トマトスープ(秋田書店)/天幕のジャードゥーガル製作委員会
そんな話題作のTVアニメ化が決定。テレビ朝日系にて放送されることが発表された。
アニメーション制作は、『ダンダダン』や『平家物語』、『映像研には手を出すな!』など、その圧倒的クオリティで世界中から高く評価されているサイエンスSARUが手掛けることも解禁されている。
◆元奴隷の少女が知恵を駆使してモンゴル帝国を揺るがす!
©トマトスープ(秋田書店)/天幕のジャードゥーガル製作委員会
『天幕のジャードゥーガル』は、13世紀のモンゴルを舞台に繰り広げられる後宮譚。
モンゴル帝国の捕虜となった元奴隷の少女・シタラ(ファーティマ)が、同じくモンゴル帝国に対して複雑な思いを抱くモンゴル皇帝の第6夫人・ドレゲネと出会い、知恵を駆使して帝国を揺るがしていくストーリーだ。
待望のTVアニメ化決定を受け、原作者・トマトスープは、「『天幕のジャードゥーガル』を描き出す10年以上前、モンゴル帝国の歴史にはまった私は『こんなアニメがあったらいいのに』と思いました。そして、もしアニメが作られるならどんなキャラクターでどんな話が展開されたらいいだろう、と頭の中の一人遊びが始まりました」と熱い想いをコメント。
またお祝いイラストには、昔のカートゥーン調のタッチで、草原や天幕を背景にアニメ化をお祝いする可愛らしいシタラとドレゲネが描かれている。シタラのそばで一緒に喜んでいる仔羊の姿も印象的だ。
©トマトスープ(秋田書店)2022
なお、今回のTVアニメ化決定を受け、原作マンガのイラストを使用した特報PVが解禁。西アジア風の音楽に乗せ、シタラとドレゲネ、そして本作の物語を紹介する内容となっている。
※原作者・トマトスープ コメント全文
『天幕のジャードゥーガル』を描き出す10年以上前、モンゴル帝国の歴史にはまった私は「こんなアニメがあったらいいのに」と思いました。そして、もしアニメが作られるならどんなキャラクターでどんな話が展開されたらいいだろう、と頭の中の一人遊びが始まりました。
アニメは作れないけれど、漫画なら一人でも描ける。コピー用紙の裏に描き始めたアイデアはだんだん溜まっていき、いつのまにかコミックスになりました。そして今、本当にアニメになろうとしています。ここまでの道のりに手を差し伸べてくださった全ての方に感謝いたします。
これからはアニメチームの手へ渡り、飛び立っていく『天幕のジャードゥーガル』を私も楽しみに応援したいと思います。