3月5日（水）放送の『くりぃむナンタラ』では、人気企画「裸の王様チェック」が開催された。

打ち合わせ中に失礼な態度を取った芸人は、きちんと注意してもらえるか？　「裸の王様」になっていないかをチェックするこの企画。

今回はM-1王者のウエストランド・井口浩之が仕掛け人として登場。その演技力の低さにより、企画史上初の“異例の事態”が発生した。

◆井口の演技がポンコツすぎる

事務所の先輩・ネコニスズの舘野忠臣をターゲットにドッキリを仕掛けた井口。館野の前で3つの問題行動を起こし、その反応を検証するはずだった。

最初の指令は「オープニングについて説明するディレクターに長々と文句を言う」。

打ち合わせはまさかの和やかムードでスタートし、井口は文句を言うどころか、楽しそうに話し込んでしまう。

別室でモニタリングしていた有田哲平は「なかなか文句言いませんね」と困惑し、ダウ90000・蓮見翔も「もうちょい横暴じゃないと」とドッキリの行方を不安視する。

その後、10分近く経っても井口が文句を言う気配がないため、見るに見かねた有田が「ちょっとこれ一回説教しようか」と提案し、井口をスタジオに呼び戻した。これまで数々の芸人が挑戦してきたこの企画だが、途中で仕掛け人を呼び出したのはこれが初めてだ。

「何してんの？最後いけんの？今のペースで」（有田）

「お前どこでスイッチ入れるつもりなの？話にならないよ。マジ撮れ高2秒」（上田）

くりぃむしちゅーの2人から説教を受けた井口は、タジタジ！　渋々了承しドッキリを再開するが、続いての問題行動「太田光代社長の悪口を言う」もまったくうまくいかない。

井口が社長のエピソードを話し始めると、ターゲットの舘野もディレクターも爆笑。悪口ではなく、ただの“面白トーク”になってしまう。

たまらず有田はもう1度井口をスタジオに呼び出し、「険悪なムードにならなきゃダメ」と注意。上田も「これは2年目の芸人に言う説教だから」と強めに説教する。

◆「グダグダじゃねぇか！」

再三の説教を受けた井口は、悪口を言う相手を事務所の大先輩である爆笑問題に変更。

「タイタンのトップがもう本当に変なんで」「田中さんなんてめちゃくちゃじゃないですか。お笑いとかも全然好きじゃない」「つまんないでしょ。ツッコミもすげえ単調なんだよ」と、ぎこちない毒舌を披露した。

しかし、井口の悪口キャラもあって“平常運転”の印象。ターゲットの館野は「僕は赤ちゃんだから」と自らのキャラクターを全うし、井口に注意するそぶりはない。

その後も井口の演技がポンコツすぎて館野のリアクションを検証することはできず、ドッキリは強制終了。くりぃむしちゅーの2人は、「グダグダじゃねぇか」（有田）、「あいつ役に立たないな」（上田）とバッサリ。

テレビに引っ張りだこのM-1王者が意外な弱点を露呈する結果となった。

その後、ターゲットの館野にドッキリだとネタばらし。すると、井口に対してまさかの発言が飛び出し、スタジオは爆笑！

一方、くりぃむ有田は仕掛け人として何ひとつうまくできなかった井口にまさかの“出禁”を言い渡す事態に…？

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※番組情報：『くりぃむナンタラ』
【毎週水曜】よる11：45～深夜0：15、テレビ朝日系24局（※一部地域を除く）