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父は伝説のドラマー…二世アーティストならではの苦労を赤裸々告白「大体はそこで折れて終わる」

父は伝説のドラマー…二世アーティストならではの苦労を赤裸々告白「大体はそこで折れて終わる」

今さら人に聞けないような“音楽の基本”から、制作の裏側や専門テクニックなど“マニアックな知識”までを掘り下げていく『EIGHT-JAM』。

2月9日(日)に放送された同番組にKenKen、Yaffle、ヨコタシンノスケ(キュウソネコカミ)の豪華3人が登場。『EIGHT-JAM』でやってみたいと思っている企画について、熱いトークを繰り広げた。

今回、KenKenが持ち込んだ企画は「音楽一家育ちアーティストのリアル」。

日本のロック界が誇る伝説のドラマー・ジョニー吉長を父にもち、母は唯一無二の歌声をもつロックシンガー・金子マリ。そして、兄はRIZEのドラマーで俳優の金子ノブアキと、まさに音楽一家で生まれ育ったKenKen。

そんなKenKenは、音楽一家育ちアーティストを招いて赤裸々に語る企画を実施したいと話す。

また、KenKenが思う音楽一家育ちアーティストならではの苦労については「いくらうまくなっても自分の努力として認めてもらえない」とのこと。

「いくらベースがうまくても、『あの家の子だからベース弾けるよね』で終わっちゃう。才能は大事だけど、楽器は練習でしかない。それを、僕たちはどうしても蔑ろにされることが多い。それがあるからこそ、めちゃめちゃ練習しなきゃいけないところは我々のいいところでもあり、苦しいところ。大体の二世はそこで折れて終わる」(KenKen)

一方、音楽一家育ちには「知らない音楽でもなぜか歌詞は覚えている」といった良さも。幼い頃から音楽に慣れ親しんだ環境であるからこそ、「歌詞はわかんないけど、すべて同じフローで歌えるようになったりする」と話す。

さらに、KenKenの両親と親交が深いギタリスト・Char、忌野清志郎など錚々たるアーティストと幼少期から一緒に過ごす機会が多かったことで「自然と(音楽が)体に身についた」と感謝。「こういう人たちと一緒にいれたのはすごくありがたい。だからこそ、ものすごくうまくならないといけない。(親の顔に)泥を塗ることになるんで、ヤバいことすると…」と明かした。

そして、音楽業界に名を馳せる両親に“認められる”嬉しさも。

はじめはKenKenが音楽の話をしても両親に聞いてもらえなかったが、17歳のころいきなり母から「今日ウチのバンドのベースが来れなくなったんだけど、あんた来れる?」との電話があり、このとき「ミュージシャンとして見られてた」と喜びを感じたという。

この出来事を「はじめて弾く曲だけど、なんとなく覚えてる。そこまでいった自分を褒められた瞬間に、今まで呪いだと思っていた呪縛が全部解かれた」と回顧。そして、音楽一家で育ったアーティストたちは「同じ時代があった」のではいい、「そういう話をどんどんできたらいいな」と企画の実現に向けての熱意をアピールした。

このほか、ヨコタは自身が魅了される「Cメロの魅力」について熱弁。そしてYaffleは音楽業界における現状のAI活用法を実演解説している。

※『EIGHT-JAM』最新回は、TVerにて無料配信中!(期間限定)

※動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」でも配信中!

※番組情報:『EIGHT-JAM
毎週日曜 午後11:00~、テレビ朝日系24局(※一部地域を除く)

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