音楽トッププレイヤーたちの「人生を変えた1曲」 King Gnu新井の“分岐点になった”ベースプレイ
今さら人に聞けないような“音楽の基本”から、制作の裏側や専門テクニックなど“マニアックな知識”までを掘り下げていく『EIGHT-JAM』。
12月15日(日)に放送された同番組では、プロたちからオファーが絶えないトッププレイヤーたちがスタジオに集結した。
【映像】音楽トッププレイヤーたちの「人生を変えた1曲」 King Gnu新井の“分岐点になった”ベースプレイ
King Gnuのベーシスト・新井和輝。VaundyやKing Gnuのアレンジを手掛けるWONKのピアニスト・江﨑文武。東京スカパラダイスオーケストラやRHYMESTERなどともコラボしている、シンガーソングライター・Rei。米津玄師や星野源などの作品に参加し、多くのプロから高い評価を受けるドラマー・石若駿。
今回はこの4人のトッププレイヤーをスタジオに招き、人気ミュージシャンの楽曲制作の裏側について実演を交えながら解説した。
そして番組ではトッププレイヤー4人の「人生を変えた1曲」を紹介。
新井が「人生の分岐点になった」というのが、RADWIMPS『遠恋』(2006年)だ。
「この『遠恋』で2サビの後にベースとギターのセッションパートがある。その1発目の武田さんのベースソロでスラップする。『これってどうやっているんだろう』というところからスラップ奏法をやるようになり、テクニックを磨きたいとジャズに傾倒していった」(新井)
中学3年生のころにこの曲を何度もリピートしていたという新井。ベースの弦を叩いたり引っ張ったりして弾く演奏方法「スラップ奏法」をこの曲をきっかけに知り、衝撃を受けたと振り返る。
その後、「スラップがうまい人って誰?」という疑問から世界的なベーシストの映像をYouTubeでチェックしたり、さらにジャズそのものに興味をもつように。この『遠恋』が新井にとって「人生のターニングポイントだった」と語る。
一方、Reiが「バイブルとして聴いている」というのが坂本龍一さんの『THOUSAND KNIVES』。
「この『千のナイフ(THOUSAND KNIVES)』では、渡辺香津美さんが長尺のソロを弾いているんですけど、スゴくストーリー性があって。歌がないのに、こんなに物語が描けるんだっていうふうに思った」(Rei)
この曲について、「ストーリーの描き方、ピークの持っていき方とか、本当にもう素晴らしいなと思って、いつもこんなソロを弾けるようになりたいなって思ってます」と熱い思いを語ったRei。さらに支配人の古田新太も「超絶テクニック!」と渡辺香津美のギターテクニックを絶賛していた。
このほか、「『白日』(King Gnu)のイントロはどうやって生まれた?」「『感電』(米津玄師)のドラム演奏での“おかしなこと”とは?」など、大ヒット曲に隠された“秘密”が明らかに!
さらに、トッププレイヤー4人がスタジオで豪華即興セッションも披露している。
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※番組情報:『EIGHT-JAM』
毎週日曜 午後11:00~、テレビ朝日系24局(※一部地域を除く)