杉下右京（水谷豊）×亀山薫（寺脇康文）の“黄金コンビ”が通算10シーズン目を迎えた『相棒 season23』。

本日12月11日（水）放送の第7話では、元捜査一課刑事・三浦信輔（大谷亮介）が約9年ぶりに登場する。

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元捜査一課刑事の三浦信輔はシリーズスタート当初からのレギュラーメンバーで、伊丹憲一（川原和久）、芹沢慶二（山中崇史）とともに“トリオ・ザ・捜一”として親しまれてきた人気キャラクター。

所轄出身の叩き上げの刑事だが、穏健な性格で、亀山と伊丹がいがみ合うとなだめに入ることも多く、トリオの中では良心的存在として描かれてきた。

しかしながら『season12』第1話（2013年10月）で捜査中に太ももを刺されて重傷を負い、杖が手放せない身体となってしまったことから警視庁を退職。その後、『season14』の元日スペシャル（2016年）で情報提供のため、一度だけ右京の前に姿を現した。

約9年ぶりの登場となる今回は、“5代目相棒コンビ”右京＆薫と再会するだけでなく、伊丹、芹沢と10年以上ぶりに顔を合わせることに。さらに、現“トリオ・ザ・捜一”メンバーの出雲麗音（篠原ゆき子）とも初対面の瞬間が。

新旧トリオが一堂に会する奇跡のシーン、はたして三浦と彼らはどんな言葉を交わすのだろうか？

◆時効成立の未解決事件の犯人が殺害され…

第7話では、29年前に元交際相手を殺害した容疑で指名手配されながらも逃走を続けていた男・押見博樹が、何者かに刺殺される事件が発生。直後、三浦がこの事件に関する捜査を特命係に依頼してきたことから、物語は大きく動きだす。

29年前の事件で遺族の対応を担当していた三浦は、押見を殺害したのはかつての被害者と婚約していた恒川圭一郎（神尾佑）ではないかと考え、胸を痛めていたのだ。

すでに時効が成立している今、恒川は執念の調査で自ら押見を見つけ出し、29年越しの復讐に及んだのではないか、と。

実は、三浦が特命係に捜査を頼んだ背景には、彼が長年抱えてきた“悔恨”があり…。

三浦の思いを汲んで真相解明に乗り出した右京と薫は、複雑にからみあった29年前と現在の事件の糸を丁寧にほどいていくことに。

◆“トリオ・ザ・捜一”メンバーにも感謝！

久々に三浦を演じることとなった大谷は、今回のオファーを受けた際の心境を、「うれしさと同時に、久しぶりに三浦刑事の心持ちになれるのか、少々不安でした」と吐露。

しかし、水谷豊と寺脇康文が醸しだす変わらぬ空気に触れ、「少し緊張しましたが、お2人の自然な雰囲気のおかげですぐに落ち着くことができました」と、自然に“相棒ワールド”に戻ることができたと感謝した。

第7話には、“トリオ・ザ・捜一”のメンバーである川原と山中、そして『season19』から加わった篠原との共演シーンも盛り込まれているが、「みなさん堂々とされていて、短いシーンなのに私を“その気”にさせていただき、ありがたかったです」と、演技でしっかり通じあうことができたと告白。

さらに、『相棒』ファンに向けて今回のみどころを聞くと、「『相棒』は主役、レギュラー、犯人役、短い登場シーンの役者の皆さんに至るまで、全員が全力で演じています。どうぞ、お楽しみに」と、全キャストの奮闘をアピールしていた。

時効事件の犯人を殺害したのは、婚約者を殺され29年間、復讐のチャンスをうかがい続けてきた恒川なのか、それとも――。

そして、恒川に対して三浦が抱えてきた苦い思いとは？

◆大谷亮介（三浦信輔・役）コメント（全文）

オファーをいただいたときは、うれしさと同時に、久しぶりに三浦刑事の心持ちになれるのか、少々不安でした。でも脚本を読ませていただいたところ、いろいろなセットやロケ現場を体験できるので、それが楽しみにもなりました。

水谷豊さん、寺脇康文さんとの久々の共演はやはり少し緊張しましたが、お2人の自然な雰囲気のおかげですぐに落ち着くことができました。

今回は川原和久さん、山中崇史さんとも10年以上ぶりの共演がかなったほか、出雲麗音役の篠原ゆき子さんと初めて顔を合わせることができましたが、みなさん堂々とされていて、短いシーンなのに私を“その気”にさせていただき、本当にありがたかったです。

『相棒』は主役、レギュラー、犯人役、短い登場シーンの役者のみなさんに至るまで、全員が全力で演じています。どうぞ、お楽しみに。

※番組情報：『相棒season23』第7話「復讐者は笑わない」
2024年12月11日（水）よる9：00～9：54、テレビ朝日系24局

※『相棒』過去シリーズもTVerにて無料配信中！（期間限定）

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