年間出荷額約10億円!私たちにも身近な八丈島の特産品“ロベ”とは?
巨大都市 東京から一番近い南国・八丈島。
東京の知られざる魅力を発見し、暮らしに役立つ最新情報を届けるテレビ朝日の番組『東京サイト』(毎週月~金、午後2時~)は、10月9日(月)~10月13日(金)にわたって、「南国・八丈島の魅力」というテーマで放送しました。
本記事では、番組で取り上げた5つの「南国・八丈島の魅力」のなかから、「末吉地区で自然に癒される」と「中之郷地区で特産を知る」を紹介していきましょう。
◆末吉地区で自然に癒される
八丈島ならではの自然が残る末吉地区には、「こん沢林道おう穴群(ポットホール)」があります。
この「こん沢林道おう穴群(ポットホール)」は、石が川底を転がりながらけずってできた穴が数百メートルにわたって続いている珍しい場所で、八丈町の天然記念物に指定されているそうです。
また、「こん沢林道おう穴群」沿いに設けられたみどり溢れる遊歩道は、ハイキングに最適。国の天然記念物に指定されている野鳥「イイジマムシクイ」と出会うチャンスも。
そんな自然豊かな末吉地区で見逃せないのが「末吉温泉 みはらしの湯」。
源泉かけ流しという同温泉では、海をのぞむ絶景の露天風呂が人気。また、夜は満天の星空を眺めながら入浴することができる癒しのスポットです。
◆中之郷地区で特産を知る
独自の文化と伝統が息づく自然豊かな八丈島には、さまざまな特産品があります。
中之郷地区にある農産物直売所「えこ・あぐりまーと」では、きゅうり、里芋、さつまいもなど、八丈島でとれた“自然の恵み”が販売されています。
季節によっては、とれたてのマンゴー(※今季は販売終了)を購入できます。ここで販売されるマンゴーのなかには、果実に袋をかけ熟れて自然に落ちるのを待つ“頭上完熟”で収穫されるものもあります。
ほかにも、島の農産物の半分以上の割合を占めるという特産物「フェニックス・ロベレニー」は、その葉が花束の添え葉として使われるそう。
この日、案内してくれたJA東京島しょ・菊池義郎さんが「(八丈)島のいたるところで目にすることができる」と話すこの植物は、地元の人々に“ロベ”という愛称で親しまれています。年間出荷額はなんと、約10億円にものぼるという島の経済を支える貴重な作物です。
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そして、今週11月13日(月)〜17日(金)に放送される『東京サイト』では、「秋の庭園を楽しむ」と題して、秋におすすめの庭園を特集。
11月13日(月)の放送では、江戸幕府5代将軍・徳川綱吉の家臣・柳沢吉保が造った大名庭園・六義園を紹介しました。
六義園の特徴は、「和歌」をモチーフにして庭園が造られていること。
「出汐湊」のもとになったのは、奈良時代の歌人・山部赤人の和歌。彼が海のない内陸の都・奈良から和歌山を訪れた際、和歌の浦の海を初めて見たときの感動を表現した歌だといわれています。
また、六義園のまわりには高層ビルがないので、江戸時代とほぼ同じ景色で紅葉を楽しむことができるのも同庭園の魅力のひとつ。
草木が秋色に染まっていくこれからの季節、紅葉をもとめて都内の庭園に足を運んでみるのはいかかでしょうか?
※詳しくは、番組HPまで!
※番組情報 :『東京サイト』
毎週月曜日~金曜日午後2時から放送、テレビ朝日