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上川隆也、“糸村スタイル”で馬にまたがる!約10年ぶりの乗馬は「いくらでも乗っていたかった」

事件現場に残された“遺留品”がもつ意味を徹底的に探り、声なき遺体が訴えたかったメッセージを代弁。事件そのものを解決するだけでなく、遺族の心情をも救う優しさと、超マイペースで空気を読まない不思議キャラで、視聴者を虜にしてきた刑事・糸村聡(上川隆也)。

そんな彼の活躍を描く『遺留捜査』の新作スペシャルを、8月9日(日)に放送する。

糸村といえばスーツにスニーカー、斜めがけバッグで自転車に乗って臨場するのが“お約束”だが、最新作ではなんと馬を駆る。

2011年にスタートした『遺留捜査』9年間の歴史のなかで、糸村が馬にまたがるのは初。上川にとって約10年ぶりとなる乗馬シーンが実現した。

◆遺留品の“馬の毛”から導かれる真相

これまで糸村は捜査の過程で、ロッククライミングやフェンシングなどのスポーツから、オーケストラの指揮という貴重なチャレンジまで、さまざまなミッションを体験してきた。そしてこの最新作では“乗馬”に挑む。

というのも、本作では“馬”がキーワードのひとつ。“ゴッドハンド”の異名を誇る天才脳外科医が射殺される事件が発生し、被害者の自宅から木箱に入った“芦毛”の馬の毛が見つかった。

殺された脳外科医は、いったい何のために馬の毛を大切に持っていたのか、異色の遺留品から事件の真相を探る。

◆上川、“糸村スタイル”で馬を颯爽と走らせる

大河ドラマ『功名が辻』(2006年/NHK)で山内一豊、『柳生一族の陰謀』(2008年/テレビ朝日)で柳生十兵衛を演じるなど、数々の時代劇で主演を務めてきた上川にとって、馬はお手のもの。

しかし今回はスーツにスニーカー、斜めがけバッグという“糸村スタイル”での乗馬となり、少々勝手が違った。

とはいえ、「とんでもなく感情にあふれた動物と思わされますし、やはり人と長く付き合うだけの魅力のある動物だと思います」と語るほど、馬の魅力を知り尽くしている上川。

撮影スタート前、対面した馬にやさしく語りかけた後、軽快にまたがり、まずはゆっくり歩かせて信頼を築くことに成功。馬を愛する上川の気持ちが通じたのか、手綱を握ってすぐに呼吸を通い合わせ、上下スーツの糸村スタイルで颯爽と走らせていた。

科捜研研究員・村木繁役の甲本雅裕はなぜかカウボーイルックだったが、楽しげに馬を駆っていた。

撮影終了後、上川は「あっという間に撮影が終わってしまった感じです。もうちょっと鞍上にいたかったと思うくらい、楽しいものだと再認識しました。やっぱり馬はかわいいです」と、幸せな時間だったことを告白。「叶うことなら、いくらでも乗っていたかったですね」と名残惜しそうに語った。

◆上川隆也 コメント(全文)

ーー乗馬は約 10 年ぶりとうかがいましたが、久々の乗馬はいかがでしたか?

あっという間に撮影が終わってしまった感じです。もうちょっと鞍上にいたかったなと思うくらい、楽しいものだと再認識しました。やっぱり馬はかわいいですね。

ーー上川さんの考える、馬の魅力とは?

なんともいえない魅力のある動物です。僕は“馬”と聞くと、倉本聰先生脚本の『北の国から』にまつわるお話を思い出します。北海道に移り住まれた倉本先生が現地の方からさまざま伺ったエピソードをシナリオに盛り込んでいらしたのは有名な話ですが、農耕馬として飼っていた馬をやむなく売らなければならなくなったときに、馬がトラックへの踏み台を前に泣いた…というエピソードには心を打たれました。

そのお話からも、馬はとんでもなく感情にあふれた動物だと思わされますし、やはり人と長くつきあうだけの魅力ある動物だと思います。今回も叶うことなら、いくらでも乗っていたかったです。

※番組情報:『遺留捜査スペシャル
2020年8月9日(日)よる9:00~10:54、テレビ朝日系24局

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