『科捜研の女』第17シーズン放送決定!沢口靖子「いろいろなワンカットに挑戦」
京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口靖子)を中心とした、ひと癖もふた癖もある研究員たちが、法医、物理、化学、文書鑑定などの専門技術を武器に事件の真相解明に挑む姿を描く『科捜研の女』の最新作となる第17シーズンが、今年の10月から放送されることが決定した。
『科捜研の女』は、“最新の科学捜査テクニック”と“豊饒な人間ドラマ”が絡みあうハイクオリティーなミステリーとして、1999年のスタート時から注目を集めており、現行のテレビドラマでは最も長く続いている長寿シリーズ。
長寿ドラマでありながら常に進化し続けてきた同作。第17シーズン目となる今作でも、新たなチャレンジを取り入れながら、人々の心の琴線に触れる珠玉のエピソードを2クール編成で放送する。
◆実力派脚本陣が執筆!
第17シーズンでも櫻井武晴、戸田山雅司という日本トップクラスの脚本家2人が“ダブルメイン”で執筆に当たるほか、実力派の女性脚本家たちが参加。
最先端の科学技術はもちろんアクション、銃撃戦などのハードなテーマ、京都の伝統、芸術、文化という叙情的で美しい題材をバランスよく織り交ぜたエピソードでシリーズを展開していく。
そして今シーズンでも、森本浩史、田﨑竜太ら科学捜査を熟知した監督陣がメガホンを取り、最先端かつ一流の科学アイテムを登場させながらも、難解になりがちな科学ネタをわかりやすく面白く、描き出す。
◆最新の科学ネタ、多数登場予定!
これまでに「レーザー盗聴器」、「サーモヘリ」、「歩容認証システム」、「色彩認証システム」、「3Dプリンタ」、「ドローンによる空中戦」、「超微量物質の赤外分光分析」、「X線による透視」、「麻薬探知蜂」などの科捜研新兵器が登場した本作。
第17シーズンでも最新の科学ネタが多数登場するほか、実験のシーンなどでは何を目的に行っているのかテロップで状況を説明するなどし、科学捜査をわかりやすく解説していく。
◆“マリコの衝撃的なシーン”も継続!
さらに、ヒロイン・榊マリコとともに歩んできた沢口靖子は、前シーズンからもうひとつのみどころとして、これまでにない“マリコの衝撃的なシーン”に挑戦。
このお茶の間を驚かせた「衝撃的なマリコのワンカット」。“お姫様の格好をした金髪マリコ!”“婚約指輪をもらう赤いドレスのマリコ!!”はインターネット上でも話題を呼んだ。
そんな「衝撃的なマリコのワンカット」は、今シーズンも継続。“見たことのないマリコの姿”は各話に1回必ず登場する。
はたして、どんな驚愕のシーンが登場するのか? 今作でも「衝撃的なマリコのワンカット」から目が離せない。
◆ 京都の魅力を伝えるカットも!
また、「科捜研の女」の大きな魅力のひとつは、京都を舞台にしていることでもある。今シーズンでも京都ならではの伝統工芸や産業、風習を題材にしたエピソードを放送予定。現代的で都会的な題材や、アクション、スリル、特殊なシチュエーションものといった「非・京都らしい回」であっても、必ずワンカット、京都の魅力を伝えるカットが盛り込まれるそうだ。
◆沢口靖子 コメント(全文)
そして、本作で榊マリコを演じる沢口靖子は今年の10月から放送が始まる今作について、以下のコメントを寄せている。
(以下、沢口靖子 コメント)
「いよいよ『科捜研の女』の季節が始まる、という高揚した気分です。おかげさまで17シーズン目。じっくりと熟成された作品をお届けしたいです。『科捜研の女』は30代半ばで出会い、私を俳優として育ててくれた作品。ほかの刑事ドラマとは違い、科学で事件が解明されていく面白さ、そしてその先にある人間ドラマが作品の魅力だと思っています。
私が演じるマリコは科学のエキスパートで、難しい専門用語も日常使い慣れている人なので、分からない言葉は調べて理解した上で、何度も声を出して台本を読み、専門用語を含むセリフも滑らかに話せるように心がけています。
科学捜査も年を追うごとに進化して、私も『こんな捜査ができるんだ!』と毎回台本を新鮮に受け止めています。ドローンや3Dプリンタなども世間に広まる前に捜査で使用しました。時代の流れよりも半歩前を進む科学捜査をお楽しみください。
また、前シーズンの好評につき、今シーズンもお届けする『衝撃的なマリコのワンカット』ですが、私としてはお菓子を作るときに使うバニラエッセンスのような“風味づけ”と捉えています。今回もストーリーに沿っているのであれば、『科捜研の女』の“バニラエッセンスの一滴”として、いろいろなワンカットに挑戦したいと思います。
ますます進化する科学捜査、そして『マリコのワンカット』も(笑)、ぜひ楽しみにしていてください」
※番組情報:木曜ミステリー『科捜研の女』
2017年10月スタート!【毎週木曜】よる8:00~8:54放送、テレビ朝日系24局