テレビ朝日の番組『しあわせのたね。』では、さまざまなSDGsの課題に取り組み、暮らしを未来へ紡ぐ“はじめの一歩”を踏み出した人たちを紹介している。
今回取り上げるのは、沖縄でコーヒー栽培に挑む一色康平さん(ネスレ日本 ネスカフェ沖縄コーヒープロジェクト)だ。
一色さんたちは自治体などと連携し、沖縄で国産コーヒーの特産品化を目指すプロジェクトを立ち上げた。沖縄県内の耕作放棄地などを活用し、これまで生産量が限られていた沖縄産コーヒー豆の増産を進めている。
「コーヒーの産地が集中する熱帯・亜熱帯地域では、気候変動などの影響で2050年にはコーヒー豆の栽培に適した地域が減少するといわれています。そこで私たちは、亜熱帯の気候を持つ沖縄が、新しいコーヒーの産地として地域の魅力を高める可能性を秘めているのではないかと考えました」(一色さん)
協力農家である「又吉コーヒー園」の又吉拓之さんも、「沖縄でコーヒー栽培ができるのは、大変うれしいことです。海外にも負けない美味しいコーヒーを作っていきたいと思います」と期待を寄せる。
現在も、沖縄の土壌や気候に最適な品種・栽培方法の確立に向けて試行錯誤の真っ最中だ。コーヒーは種をまいてから安定収穫まで約5年を要するため、プロジェクトは長期的なスパンで着実に進められている。
また、これらの活動は農業の担い手不足や耕作放棄地の活用といった地域課題の解決にもつながると期待されている。
一色さんが未来に叶えたい夢は?
「私たちはこれからも大学や自治体、農家さんたちと築いた強固なネットワークを生かし、この取り組みを続けていきます。将来的には『沖縄といえばコーヒー』と誰もが答える、そんな新しい沖縄の顔を作り上げていきたいです」
なお、『しあわせのたね。』次回2月28日(土)の放送では、枯れた盆栽を新たな作品として生まれ変わらせる取り組みが紹介される。
※番組情報:『しあわせのたね。』
毎週土曜 午前9:55、テレビ朝日(※一部地域を除く)