2030年までに、持続可能でよりよい世界を目指す国際目標「SDGs」。
テレビ朝日の番組『しあわせのたね。』では、さまざまな課題に取り組み、くらしを未来へ紡ぐ“はじめの一歩”を実践する人たちを紹介している。
今回取り上げるのは、誰でも簡単に育てられる観葉植物を販売している「WOOTANG」代表の中島大輔さん。
中島さん:「家の中で緑を増やしたいけれど育てるのは苦手な人のために、水だけで簡単に育てられる植物を販売しています」
WOOTANG(ウータン)とはマレー語で「森」のこと。中島さんは、水耕栽培を通して“小さな森”を表現しているそうだ。
◆「植物がもっている癒しの力を感じてほしい」
もともと自然が好きで、学生時代からさまざまな自然を見てきた中島さん。
その中で、植物を育てることに対して“苦手意識”を持つ人がとても多いことに気付いた。
中島さん:「今まで植物の仕事をずっとしていたんですけれど、植物を育てるときにみなさんが一番苦手にしているのは、水やりを忘れて枯らしてしまうこと。水耕栽培であれば手軽に枯れることもなく育てられるので、この商品を開発しました」
水耕栽培なので水やりは週に1度だけ。売り上げの一部は自然環境を守るユニセフやマングローブ保全活動に寄付をしている。
「まずは家で気軽に育てることで、植物が本来もっている癒しの力を感じてほしい。そして、多くの人に植物を好きになってほしい」と願う中島さん。彼が未来に叶えたい夢は?
「WOOTANG は“水で育てる小さな森”をコンセプトにしています。自然環境では、水は森から作られています。自宅で植物を楽しむことで、自然環境を守る活動にもみなさんが目を向けてほしいなと感じます」
なお、次回3月18日(土)放送の『しあわせのたね。』では、天然塩とシソだけで作る昔ながらの“すっぱい梅干し”を守り伝える人物を特集する。
※番組情報:『しあわせのたね。』
毎週土曜 午前9:55、テレビ朝日(※一部地域を除く)