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“京都地検の女”名取裕子が「東京地検」参戦!庶民派検事から一転、エリート検察官に

沢村一樹主演、検察を舞台にしたドラマスペシャル『東京地検の男』に京都地検から刺客が参戦。

大人気ドラマシリーズ『京都地検の女』で、“主婦の勘”をもとに難事件を解決に導く検事・鶴丸あやを演じた名取裕子が、3月24日(水)放送の『東京地検の男』に出演することが決定した。

本作で名取が演じるのは東京地検の刑事部長・剣崎亮子。庶民派検事・鶴丸あやから一転、 “巨大な検察組織で自分の意志を貫くには偉くなるしかない!”という考えのもと、女性初の検事長の座を狙うエリート検察官を演じる。

マイペースで変わり者の庶民派検事・東丸信助(沢村一樹)が執念で事件の真相を追い求めるなかで、本来の職務範囲を逸脱しないよう戒める剣崎。一方で、強い正義感をもった東丸を応援したい気持ちももち合わせている。

しかし、東丸の行動が自身の出世に悪影響を及ぼす可能性をはらんだときに剣崎が取る行動とは。敵か味方か、名取がひと癖も二癖もある役で新たな検事像に挑む。

◆「沢村さんの役は“男・鶴丸あや”みたい(笑)」

沢村とはドラマ『年下のひと』(2005年)で恋人役を演じて以来、約16年ぶりの共演となる名取。

「そのときもいろんな話をして大笑いしていた思い出があるんですが、久しぶりにお会いしても全然変わっていなかったですね」と、クランクイン直後から和気あいあいと撮影が進んだと語る。また、本作で沢村が演じる庶民派検事・東丸について「ちょっと“男・鶴丸あや”っぽいですよね、“主夫の勘”みたいな(笑)」と分析。

対する沢村は「とても気配りをしてくださる一方で、本当にあっけらかんと『私、天然だから!』と言っちゃうような方なので、実は名取さんご本人と、僕が演じる東丸のキャラクターが少し似ているな、と思っていました」と語るなど、何やらお互いにドラマのキャラクターとの不思議なリンクを感じているようだ。

さらに、歌舞伎の大ファンだという名取。「猿之助さんとご一緒できるのをすごく楽しみにしていたんですけど、期待を裏切らないおもしろさでしたね! 『こんなにやってもらっていいの!?』というくらい、予想をはるかに超えるいろんなことをしてくださいました(笑)」と、市川猿之助が生み出した強烈なキャラクターを大絶賛する。

検察事務官・桐野圭太を演じる矢本悠馬も「芝居モンスター」と称した沢村×名取×猿之助。3人がこだわりの散りばめられた執務室で演技バトルを繰り広げる。

◆名取裕子(剣崎亮子・役)コメント(全文)

――名取さんは『京都地検の女』の検事・鶴丸あや役が印象的ですが、本作ではその鶴丸とはひと味違う刑事部長・剣崎亮子を演じられました。演じるうえで意識したことなどはありますか?

私は、『京都地検の女』で鶴丸あやという検事の役をずいぶん長い間やってきました。今回、制作陣が同じということもあって、「主婦の勘」という鶴丸のセリフも脚本に取り入れていただきました(笑)。

剣崎は鶴丸とは随分違って、組織を大元から正したいと思っている人です。最初は、東丸の敵なのか味方なのかわからない感じなので、そのひと癖も二癖もありそうな感じが、鶴丸のように被疑者の視点をもっている正義の人…とはまた違う。

たぶん相当痛い目に遭って、「自分の思想を貫くためには偉くならなきゃダメだ」と身に染みて感じた人なんだと思います。政界との繋がりを重視する上司に仕えながら、東丸のような“普通の”視点をもった人を擁護していこうとも考えている、多くの挫折を経験して“力が欲しい”と思った人なんだろうなと思いました。

「やりたいことをやるには偉くなるしかない!」という気持ちで、頑張っている人を救おうとする剣崎は、演じていてとても楽しいキャラクターでした。

――名取さんの提案でいろいろなシーンがおもしろく肉付けされていったとうかがいました。具体的にどのようなアイデアを出されたのか、お聞かせください。

まず、衣装合わせのときから星野(和成)監督とじっくりお話して、口紅の色を濃くする、衣装にも色を使う、そして執務室にも“女性”を感じさせるものを置こうと決めました。

「女性の象徴になるようなものがあればいいね」という話から、見る角度によって優しくも怖くも見える小面(こおもて)を飾ってあるんですよ。それも男性たちに混ざって上を目指している剣崎を象徴する仕かけになっていると思います。

また、私が「お花を切ったり、お抹茶を点てたりするのもメタファーになるんじゃない?」と提案したら、(市川)猿之助さんがお茶を点てたり…本当にいろいろやってくださって、さらにおもしろくなりました。

本当に楽しい現場に参加させていただいて…名取裕子はご機嫌でした(笑)。

――沢村一樹さん、矢本悠馬さん、市川猿之助さんとの共演はいかがでしたか?

沢村さんとは16年くらい前の『年下のひと』というドラマで恋人役をやらせていただきました。そのときもいろんな話をして大笑いしていた思い出があるんですが、久しぶりにお会いしても全然変わっていなかったですね。その後も沢村さんの作品はずっと観ていたんですが、どんどんいい味が出てきたなぁと思っていました。

今回の東丸はちょっと“男・鶴丸あや”っぽいですよね、「主夫の勘」みたいな(笑)。キリッとした役もいいですが、のほほんとした沢村さんもおもしろいなと思いました。

矢本さんとは、一緒のシーンが少なかったんですけど、沢村さんと並んだときの“凸凹コンビ”な感じがおもしろかったですね。

私は歌舞伎が大好きで、猿之助さんが亀治郎さんの頃からずっと観ていたんです。最近はクイズ番組でもよくお会いするので、今回ご一緒できるのをすごく楽しみにしていたんですけど、期待を裏切らないおもしろさでした!

テストするたびに“本番どれでやるの!?”っていうくらい、毎回違うんですよ。「こんなにやってもらっていいの!?」というくらい、予想をはるかに超えるいろんなことをしてくださいました(笑)。

――放送を楽しみにしている視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。

観た方が、「自分たちもこういうことができるんじゃないか…」と思える力をくれる、ドラマって本来そういうものだと思うんです。

この作品も、ニュースで話題になっていることや、私たちが実際に憤りを感じていることを上手く取り入れて、「こんなふうに解決してくれたらいいな」「こんな検事がいたらいいな」と思えるような、夢や希望を与えてくれるドラマになっていると思います。

コロナだけでなく、いろいろなことでみんなが閉塞感を抱えている今、このドラマを観ている間だけでもスカッとした気分になって、留飲を下げて楽しんでいただければと思います。立場の弱い人たちが報われる…そういう世の中であってほしいという願いも込めて、前向きな気持ちになれる作品だと思いますので、ぜひドラマの醍醐味を味わってください!

◆沢村一樹(東丸信助・役)コメント(全文)

名取さんとは『年下のひと』という作品以来、16年ぶりくらいの共演なんです。ずいぶん前の作品なんですが、大変だったけどとても楽しかったので、すごく鮮明に覚えているんですよ。そのときに名取さんとはじめてお会いして、そこから一度もお会いすることなく、今回ついに、ご一緒することができました。

名取さんも僕と同じくらい当時のことを鮮明に覚えていらっしゃるようで、お互い久しぶりだったのに、まったくそんな感じがしなかったですね。

とても気配りをしてくださる一方で、本当にあっけらかんと「私、天然だから!」と言っちゃうような方なので、実は名取さんご本人と、僕が演じる東丸のキャラクターが少し似ているな、と思っていました。長年『京都地検の女』で主演を張られた名取さんと、この『東京地検の男』でご一緒できて光栄です!

◆市川猿之助(三枝浩一・役)コメント

最近、名取さんとはよくクイズ番組でご一緒しますし、本当に気さくな方なので、撮影現場も和気あいあいとしていて、とても楽しかったです。

実は、名取さんとご一緒するシーンで、いきなり「お茶を点てて」と言われて、急きょ点てることになりました。あれが名取さんのアイデアだったとは(笑)!

でもそういうふうに、現場で出てきたアイデアで脚本が膨らんでいき、監督もそれを取り入れてくださる…その肉付けでおもしろい作品になったと思います。

※番組情報:ドラマスペシャル『東京地検の男』
2021年3月24日(水)午後8:00~午後9:48、テレビ朝日系24局

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