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史上初の快挙へ、青学大は「メラメラ大作戦」 節目迎える“難関”全日本大学駅伝

明日11月4日(日)、全日本大学駅伝対校選手権大会(全日本大学駅伝)が号砲を迎える。

“大学日本一”を決める戦いとして1970年に産声を上げたこの全日本大学駅伝。今年2018年は50回目の節目の大会となる。

出雲駅伝、全日本大学駅伝、箱根駅伝――これら学生3大駅伝の第2戦となる全日本。

注目はやはり、10月8日に行われた出雲駅伝で優勝している青山学院大学だ。

今年1月に3大駅伝の締めくくりとなる箱根駅伝で史上6校目となる4連覇も果たしている青山学院大学だが、同校が目指すは“史上初”。史上初の、2度目の学生3大駅伝3冠を目指している

青学大が前回3冠を達成したのは、2016年度。このときはもちろん全日本も制しているのだが、出雲・箱根はそれぞれ4回制しているのに対し、全日本で勝利したのはこの2016年度の1回だけだ。

11月2日(金)に行われた監督会見で同校の原晋監督は、「全日本大学駅伝はまだ1勝。(全日本は)難関な駅伝。史上初2度目の3冠にむけて熱き思いを持って望んでいる」とし、「名付けて、メラメラ大作戦!」とポーズを決めながら高らかに宣言し勝利への意欲をみせた。

©テレビ朝日

◆区間距離の変更で、より“難関”に

名将・原監督をして「難関」と言わせる全日本大学駅伝。第50回の節目となる今年の大会では、さらに難しいポイントが加わった。第24回(1992年)以来となる、区間距離の変更だ。

名古屋市から伊勢神宮(三重県)に至る全8区間・全長106.8kmというコースの総距離は変わらないものの、今回の区間距離の変更によって、1~6区までは10km前後の距離が続くスピード区間に、最終2区間が20km弱の持久力が求められる区間となった。

当日は気温も高くなる予報となっており、選手の脱水症状も心配される。監督たちは、この新しい区間配置に頭を悩ませていることだろう。

会見に参加した5校(神奈川大学・東海大学・青山学院大学・駒沢大学・東洋大学)の監督それぞれが違ったポイント区間を挙げるなか、青学大・原監督は選手層の厚さを語った。

原監督:
「3・4区までで、ある程度流れをつくりたい。7・8区がロングだから、どこもそこに力のある選手を置いてくる。ただ、1区も疎かにも出来ないし、2区もそう。区間割が非常に難しい駅伝になった。

4区までに他の大学は力のある選手を置きにくいはず。(青学大は)他校より選手層が厚いので、4区にエース格の林奎介(4年)を置いた。ここで抜け出したい」

このように話す原監督だが、全日本大学駅伝では大会当日朝に3人以内の補欠選手を任意の区間に投入できるルールとなっている。

選手の調子や他校の動向を鑑み、“メラメラ大作戦”でどんな選手変更が行われるのか、当日までわからない。注目したいところだ。

◆闘志を燃やすライバル校

そんななか、青学大にそれこそ“メラメラ”と闘志を燃やしているだろうライバル校にも注目だ。

特に、出雲駅伝では“12秒”青学大に及ばずに2位となった東洋大。

同校の酒井俊幸監督は会見で、「2015年に初優勝して、昨年は6区の途中まで先頭だったが失速して5位に。今年は3大駅伝を勝ちにいこうと決めていたが、出雲では12秒及ばず2位だった。その12秒を全日本で埋めて、久しぶりの優勝を狙いたい」と意気込みを語っている。

また、“黄金世代”の3年生を中心に戦力が整っている東海大。

同校の両角速監督は、「目標は優勝。出雲駅伝では優勝争いに絡めなかったので、少しでもそういう展開に持ち込んでいきたい。ゴールテープを切りたい」と優勝への思いを話した。

昨年は、青学大と東海大の一騎打ちかと思われたなか、鈴木健吾選手(当時4年)の快走もあり神奈川大が20年ぶりの優勝を果たした全日本大学駅伝。

節目の第50回大会は、一体どんな展開となるのか。青学大は、2年ぶりの伊勢路制覇を果たし、史上初の2度目の3冠へと可能性を残せるのか。

全106.8km、一時も見逃せない熱戦となりそうだ。<制作:テレビ朝日スポーツ>

※放送情報:JAバンクスポーツスペシャル 秩父宮賜杯「第50回全日本大学駅伝対校選手権記念大会」
2018年11月4日(日) 7:45 ~ 13:40、テレビ朝日系

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