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菊池涼介、“お兄ちゃん”と慕う新井貴浩に見出した“プロとしての理想像”

いよいよ今日10月27日(土)開幕する『日本シリーズ』。

34年ぶりの日本一を目指す広島で中心となるのが、『クライマックスシリーズ・ファイナルステージ』でMVPを獲得した菊池涼介だ。

©テレビ朝日

菊池には“日本一”という最高のプレゼントを贈りたい人物がいる。

「新井さんは来年ニートになるらしいので、最後はいい形で送り出してあげたい」(菊池)

今季限りで現役を引退する新井貴浩。

菊池にとってこの日本シリーズは、ここまで成長させてくれた“恩人”へ、感謝の思いを胸に挑む戦いだ。

◆菊池が見出した“プロとしての理想像”

菊池と言えば打っては主に2番バッターとして攻撃の軸となり、守っては5年連続でゴールデングラブ賞を受賞。

さらにムードメーカーとしてもチームを牽引してきた。

しかし、かつての姿は違っていたと、広島を11年間取材しているスポーツライターの前原淳さんは振り返る。

「菊池選手は若くして主力になったので、負けても明るくわざと務めたり、大きな声を出したりしていたのですが、逆にそれがチームで浮くような時もあったんですよ」

2015年はリーグ4位とBクラスに低迷していた広島。

責任感の強い菊池がチームを盛り上げようとすればする程、逆に空回りしていたという。

そんな時に転機となったのが新井の広島復帰だった。

ベテランの新井が菊池と同様、チームの盛り上げ役を買って出たのだ。

©テレビ朝日

「新井選手が同じように、明るく「次!次!」「明るくいこう」と同じような存在だったので、そういう部分で共有できたようです」(前原)

さらにプレーでも1塁への全力疾走や、ヘッドスライディングなど、ベテランになってもなお全力で野球をする新井の姿に、菊池は“プロとしての理想像”を見出していた。

「(新井さんは)人間としてでも野球人としてでも育ててくれたお兄ちゃん、そんなような感じですかね」(菊池)

◆「お兄ちゃんが打ったので弟も打たなきゃいけない」

10月18日(木)の『クライマックスシリーズ・ファイナルステージ 第2戦』。

7回まで巨人相手に無得点だった広島は8回、ランナーを1人置いて、代打・新井。

すると6球目、渾身の同点タイムリー。代走で交代となった新井がベンチに戻ると、“弟”の菊池が笑顔で迎えた。

なおもチャンスは続き、この後打席に立った菊池。

「お兄ちゃんが打ったので弟も打たなきゃいけないなというプレッシャーの中で打席に入りました」と振り抜いた打球がホームランに。

ベンチに帰ってきた菊池を、“お兄ちゃん”の新井は恋人のように熱い抱擁で迎えた。

©テレビ朝日

これが決勝点となり王手をかけた広島は、勢いそのままにこの翌日、日本シリーズ進出を決めた。

新井にとって現役最後の試合となる『日本シリーズ』で、有終の美を飾れるか。

広島の“兄弟コンビ”の活躍に注目したい。<制作:テレビ朝日野球>

※放送情報:「SMBC日本シリーズ2018」テレビ朝日系列にて放送
・第1戦 広島vsソフトバンク @マツダスタジアム
10月27日(土)よる6時30分~ ゲスト解説:松坂大輔

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