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“車いすパラグライダー”で空を飛ぶ! 山形発で盛り上がるバリアフリー観光

テニスの現役を退いてから、“応援”することを生きがいにしている松岡修造。

現在は2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックに向けて頑張る人たちを、「松岡修造の2020みんなできる宣言」と題して全国各地を駆け巡って応援している。

©TOKYO応援宣言

今回、修造が訪れたのは山形県・南陽市。そこで待っていたのは加藤健一さん(37歳)だ。21歳の時に全身の筋肉が徐々に衰えていく“筋ジストロフィー”を患った。

根本的な治療法すら見つかっていないという難病を抱える彼は、世界でも前例のないことを成し遂げた。それが『車いすでのパラグライダー』だ。

©TOKYO応援宣言

さっそく、加藤さんがパラグライダーで空へ飛ぶ。

「健一さんが飛んだ!!」

歩くこともできず、手にも不自由がある加藤さんが空へと羽ばたいていく光景に、修造は驚き、大きく心を揺さぶられた。

◆「“自分が飛ぶ”が最終目標ではない」

筋ジストロフィーの患者として、『車いすでのパラグライダー』という世界で初めての経験をした加藤さん。

空を舞いながら芽生えたのは恐怖心ではなく、夢だったという。

「僕が飛ぶところが最終目標ではなくて、これを観光につなげていきたい!“バリアフリー観光”です。障がい者や高齢者…色々な方が旅行を楽しめる仕組み作りをしたいと思いました」(加藤さん)

©TOKYO応援宣言

加藤さんは来る2020年の東京オリンピック・パラリンピックにむけての強い思いも修造に明かす。

「外国人の受け入れ側として、東京2020だから東京だけでやるのではなくて、僕もちゃんと参加して、一緒に地元山形から盛り上げていきたい」(加藤さん)

車いすでのパラグライダーを経験した加藤さんは今、生まれ育った山形でバリアフリーを広める活動をしている。

その活動の中心ともいえるのが、自らの人生をも変えた障がい者のパラグライダー体験なのだ。この飛行場で、飛行しにくる障がい者は年々増え続け、なんと、遠くデンマークから飛びに来た人もいた。

「“バリアフリー観光”というものを通して、本当に障がいのある方が、外に出やすい環境にどんどん変わって来ていると思うんですよ」と加藤さんは現状に手ごたえを感じている。

◆山形発の“バリアフリー観光”を世界へ

そしてこの日も、車いすで空を飛ぶため、高校生・河口泰士さんが山形を訪れた。泰士さんは9歳のときに脊髄腫瘍を患い、下半身麻痺になった。

©TOKYO応援宣言

泰士さんの母・佳代さんは「普段はやれないことが多いんですよね。人に迷惑かけるからって遠慮するんですよね」と、息子がパラグライダーの準備を進める中、不安そうな表情を浮かべる。

©TOKYO応援宣言

「よし行け!」と加藤さんの声で、泰士さんの車いすが動き出す。勢いよく坂を下りながら、泰士さんは空へ―。

「ウォー!ウォー!すげー!!」生まれて初めての空中遊泳を楽しむ泰士さん。その姿を目の当りにした母・佳代さんの目には涙が。

「空を飛べると信じていなかったわけではないけど、本当に飛べるんだって…うれしかったです」(泰士さん)

挑戦を終えた泰士さんは、溢れる笑顔だった。

「大空を飛びたい」加藤さんの挑戦がきっかけに今、障がいがあっても空を飛べる、
山形発の“バリアフリー観光”が確実に形になりつつある。

「2020年は本当にチャンスなんです。今は山形県内で“バリアフリー観光”が進んでいるんです。東京オリンピック、パラリンピックをきっかけとして、もっともっと進めていきたい!心のバリアフリーを世界に届けたい!」(加藤さん)

山形の地で、溢れる情熱を受け止めた修造は「加藤さんの思いは、いずれとんでもない力になる」と確信した。<制作:TOKYO応援宣言>

©TOKYO応援宣言

 

※番組情報:『TOKYO応援宣言
毎週日曜あさ『サンデーLIVE!!』(午前5:50~)内で放送、「松岡修造の2020みんなできる宣言」も好評放送中、テレビ朝日系

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