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2017年、WRCに挑戦するトヨタ。開発拠点で開幕戦用マシンを初取材!【Get Sports】

12月18日に放送されたテレビ朝日のスポーツ情報番組『Get Sports』(毎週日曜深夜0時45分~、一部地域を除く)で、トヨタのWRC(世界ラリー選手権)挑戦に向けた準備作業が地上波テレビで初取材されていた。

つい先日の12月13日にフィンランドの首都ヘルシンキで行われた「TOYOTA GAZOO RACING」の参戦発表会。番組では、このときの映像が最初に流れると、その後ふたりのドライバーが紹介され、WRCというモータースポーツ自体の説明がなされていた。

そのなかで「地上波放送ではなかなか見ることができない」と感じられたのが、マシンが走行するときに次のコーナーの緩急や距離などを知るために準備している「ペースノート」の説明シーンだ。

ペースノートとは、助手席に座るコ・ドライバーが、ドライバーがドライビングに集中できるようにコーナー情報を読み上げるノートなのだが、ノートの書き方などが実物を見せながら紹介されていた。

正直、コ・ドライバーでなければ読めない「暗号表」のようだが、ここにWRCの奥深さが感じられる。

 

その後番組では、フィンランドに作られた「トミ・マキネン・レーシング」の拠点を紹介。

トミ・マキネン・レーシングとは、WRCで4度王者となり、今回のトヨタによるWRC挑戦を先導する「TOYOTA GAZOO RACING」のチーム代表、トミ・マキネンが母国フィンランドに作ったWRC挑戦のための開発拠点だ。

ここで、2017年1月19日から始まるWRC開幕戦「ラリー・モンテカルロ」に出場するラリーカー1号車の車体組上げ作業が映像で紹介されている。

F1などではまずあり得ない、貴重なシーンだ。

さらに、WRC王者を最多の7人も輩出しているフィンランドの強みも紹介。

ここで、現在16歳で次世代トップドライバーと期待されているカッレ・ロヴァンペラが登場し、フィンランド国内には子供が自動車を運転して腕を磨くことができる恵まれた環境があることなどが説明されていた。

そして、いよいよ開幕戦に向けてテストを重ねる「TOYOTA GAZOO RACING」の様子が流れる。

聞けば取材は2016年11月に行われたものとのことで、マシンは12月13日に発表されたものとは空力パーツの形状が違っており、ほんの数週間でどんどんマシンがアップデートされていくWRC開発の早さが感じられた。

なお『Get Sports』では、今後毎月トヨタのWRC挑戦を映像で追いかけ放送していくそうだ。地上波ではなかなか見ることができないWRCの映像の世界。モータースポーツファンならずとも、ぜひチェックしてもらいたい。

<文/田口浩次(モータージャーナリスト)>

※写真はすべて©WRCもしくは©TOYOTA GAZOO Racing/無断転載禁止です。

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