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祖父・松本幸四郎に歌舞伎の面白さを“教えた”。八代目市川染五郎に10年間密着

歌舞伎俳優・九代目松本幸四郎の孫で、七代目市川染五郎の長男。藤間齋(いつき・12歳)は、歌舞伎界で300年続く高麗屋に生まれ、4歳で「松本金太郎」として歌舞伎俳優の道を歩み出した。

そして2018年1月、ついに「八代目市川染五郎」を襲名。

1月7日(日)に放送される『静岡朝日テレビ開局40周年記念 高麗屋三代襲名スペシャル 八代目市川染五郎 密着3650日~12歳・若武者が生まれるとき~』は、歌舞伎俳優・松本金太郎を2歳の初お目見えから10年間にわたり密着取材した番組だ。。

©テレビ朝日

松本金太郎には、知られざる苦悩や葛藤があった。

歌舞伎俳優は、名門に生まれたからなれるのではない。その環境を受け入れて日々習練に励み、いくつもの芸事を習い、礼儀・作法を身に付け、人間的にも成長しなければならない。宿命を背負い、数々の苦悩と立ち向かいながら新たなステージへと羽ばたく若き歌舞伎俳優の姿を、秘蔵映像とともに描く。

©テレビ朝日

◆1000本を超える取材テープが物語る成長記録

2歳の“初お目見え”では、観客に向かって「がんばるぞー」と叫ぶ金太郎。かわいらしい姿に歌舞伎座は拍手喝采の嵐。

しかし、ある日ハプニングが! これに祖父・松本幸四郎は、「歌舞伎役者を何十年もやって来て歌舞伎の面白さを孫から教わるとは思ってもいなかった」と話す

4歳のときには、祖父・父・子の三代で『連獅子』を舞うことが決まり、猛稽古の日々。猛特訓でむずかり泣き出す金太郎に、祖父・幸四郎、父・染五郎は…。

11歳、2歳のときから夢見た『父子連獅子』が高知で1日だけ公演されることに。連日の猛特訓から本番当日までをカメラが密着。思いのこもった夢の舞台は、多くの観客を魅了した。

そして2018年1月、いよいよ300年続く高麗屋の三代襲名。同番組では、大晦日から襲名当日までを徹底取材。家族とともに迎える「八代目市川染五郎」始まりの瞬間を完全ドキュメントでお送りする。

©テレビ朝日

◆絵や演出といった多彩な趣味も

また、金太郎の趣味は多彩で、そのうちのひとつが“絵を描くこと”。7歳のときには展覧会を開き、今では毎月雑誌に連載コーナーを持つほどの腕前だ。

その他にも芝居の脚本や演出をするなど、父・染五郎譲りの多彩な才能を発揮。家の稽古場で妹と芝居を上演する様子なども紹介される。

◆支え見守る、家族の思い

歌舞伎役者は「夫婦共稼ぎ」と言われるほど奥さんの役目が重要。そんな梨園の妻として夫を支えながら金太郎を見守る母・園子。宿命を背負い歌舞伎役者として生きるわが子への思いにも迫る。

そして、松本紀保・松たか子、ふたりのおばの目に映る金太郎の姿とは。

◆貴重なプライベート映像も満載

4歳のとき、家族そろっての旅行で北海道へ。そこで乳しぼりに初挑戦した。楽しくてはしゃぐ金太郎兄妹の表情にほっこり。父・染五郎が撮影したオリジナル映像も公開される

さらに、一門が集まる松本幸四郎家のお正月の様子など、普段見られない貴重な映像もたっぷりお届けする。

※番組情報:『静岡朝日テレビ開局40周年記念 高麗屋三代襲名スペシャル 八代目市川染五郎 密着3650日~12歳・若武者が生まれるとき~
2018年1月7日(日)午後1:55~午後3:20、テレビ朝日系24局

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